ゲーミングデバイス・周辺機器メーカーであるRazer(レイザー)は、新興スマートフォンメーカーNextbitを買収しました。
プレスリリースいわく、RazerはNextbit Systems Inc.の資産の大半と、さらに経営陣および従業員を取得したとのこと。
Nextbitは、GoogleのAndroid開発チームの元メンバーやHTC出身者によって設立された会社です。
買収に関するNexbitのCEOへのインタビューによれば、Nextbitスタッフはサンフランシスコの現在の場所にとどまっており、現時点ではまだRazerのチームとは連携していないとのこと。今後もモバイルの分野でNextbitがクールなことをやるのは変わらないと述べる一方、将来の計画については具体的な言及を避けました。
Nextbitは、スマートフォンRobinをクラウドファンディングで製品化した新興メーカーです。クラウドを活用し端末内のストレージ容量を意識させないコンセプトで開発されました。国内でも技適取得済みで販売されています。
CEOいわく、Robinはもう1年のソフトウェアアップデートを行う方針とのこと。
Razerといえば、各種ゲームパッドやヘッドフォンなど、PCゲーマー向けに様々な製品をリリースしていますが、スマートフォンメーカーの取得が今後Razerの事業にどうシナジーするのか注目していきたいところです。