Forbesが報じたところによると、MicrosoftのCEOであるSatya Nadella氏は、豪Financial Review紙にて、スマートフォン「Surface Phone」の存在を認めました。
MSが自社でSurfaceブランドを冠したスマートフォンをリリースするとの噂はかなり前からありましたが、MS幹部がこれを公に認めたことはこれまでありませんでした。同氏はSurface Phoneを「究極のモバイルデバイス」と表現しています。
ユーザーがどのデバイスを使用していようとも、Microsoftのソフトウェアとクラウドサービスにシームレスにアクセスできるとのこと。
最近は、ASUSやSamsungなどの一部Androidスマートフォンで、Microsoft OfficeといったMS製アプリケーションをプリインストールしたモデルも存在しましたが、そうした例よりも踏み込んだものとなりそうです。
MicrosoftのSurfaceブランドでは、筆圧検知式スタイラスペンによるタブレット型2in1PC「Surface Pro 4」、キーボード内蔵GPUと着脱式画面を特徴とするラップトップPC「Surface Book」、クリエイティブ用途に長けた一体型PC「Surface Studio」といった、評価のいい高品質なデバイスが多数生み出されており、これらはWindows 10を実行しています。ここにWindows 10 Mobileを搭載したSurface Phoneが登場するのでしょうか?
Surface Phoneは2017年前半にも登場することが期待されます。5月23日にもSurfaceの新製品発表会が予定されており、ここで登場する可能性もあります。