JDI(株式会社ジャパンディスプレイ)は、画面アスペクト比 18:9のフルスクリーンスマートフォン向けを謳うディスプレイ「FULL ACTIVE (フルアクティブ)」を正式発表しました。
JDIはスマートフォンの製造メーカー各社に液晶ディスプレイを供給しています。その新製品がこれです。
高密度な配線レイアウト・加工・実装の技術により実現した新しいモジュール構造de、これまで幅広であった画面下部のベゼルまでをも大幅に縮小。本製品を採用すれば、スマートフォンメーカー各社は表示画面とほぼ同じサイズの筐体デザインを持った機体をリリースしやすくなります。
この液晶ディスプレイのサイズは6インチ、解像度は1080×2160ピクセル。タッチセンサー機能をディスプレイに内蔵した第2世代Pixel Eyesにより、ベゼルも狭く、黒の表現力も向上、濡れた手で触れても誤動作しにくいといった特長も持っているとのこと。
画面アスペクト比18:9は、最新フラッグシップであるLG G6やGalaxy S8シリーズも取り入れています。最近話題となったXiaomiのベゼルレスモデル「Mi MIX」もかなじのベゼルレスモデル。こうしたトレンドを取り入れたモデルを各社が作る時に活用されそうですね。
この「FULL ACTIVE」は、2017年6月より量産開始となっています。実際にこれを搭載した製品の登場が楽しみなところです。