Nintendo Switchは、現時点ではセーブデータの外部保存やバックアップが不可能な仕様です。つまり、仮にゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのプレイに数百時間を費やしたとしても、Nintendo Switchが物理的に破壊されたり、紛失盗難に遭ったり、はたまた新しいSwitchに買い替えたりした場合、そのセーブデータは失われることになります。
もちろんユーザーは、この点について改善を熱望してきました。この願いがついに叶えられることになりそうです。
海外のゲーム関連の最新情報が集まるフォーラムNeoGAFは、Nintendo SwitchのSDKがリークされたことを伝えました。
それによると、セーブデータの移行機能の存在が確認されたとのこと。複数のコンソール間で、アカウントのセーブデータを移行できるようになる可能性があります。さらに、ユーザーアカウントに紐付けすること無く、既存のネットワークアカウント情報にアクセスする機能の追加も検討されているようです。
コンソール間でのセーブデータの移行が準備されているようなので、例えば使い古したNintendo Switchを買い換える、改善されたマイナーチェンジ版のSwitchが出たら買い換える、そういった場合には間違いなく便利になるでしょう。ただし、バックアップ的な機能が提供されるのかどうかまでは判然としません。
個人的には、2018年正式サービス開始が予定されているオンラインサービスの正式版に合わせ、提供されるのではないかと推測しています。
少なくとも、Nintendo Switchの大きな不満の一つが改善の方向に向かっていることだけは間違い無さそうです。