ECサイト「EXPANSYS(エクスパンシス) 」は、Samsungが韓国にて販売を開始した「Galaxy Note FE」の取り扱いを開始しました。価格は記事執筆時点で8万7700円。カラーはBlack Onyx、Silver Titanium、Gold Platinumの3色。
「FE」はFan Editionの意で、Galaxy Note 7の再販品となります。Galaxy Note 7は世界中で発火事故を起こし、世界的なリコールとなり回収されました。
この件で回収された膨大なNote 7を全て廃棄することに対して、環境保護団体も意を唱えており、回収された製品の利用可能なコンポーネントをリサイクルした再生品が今回のGalaxy Note FEとなります。
発火原因である3500mAhバッテリーを3200mAhバッテリーに換装した上で、安全性について厳重な試験を実施したNote FE。バッテリー以外にはアンテナも改善。背面には「Fan Edition」のロゴが刻印されています。
EXPANSYSで取り扱いが開始されたのはシングルSIMモデル「SM-N935」 。対応するLTEネットワークはB1/2/3/4/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/38/39/40/41、3Gネットワークは850/1900/2100MHz。
とはいえ、早ければ8月下旬にも次期Galaxy Note 8が発表されるという噂もあります。Samsungは、NTT docomo向けにGalaxy Note 7 SM-N930D SC-01J、KDDI向けにGalaxy Note 7 SM-N930J SCV34を準備していて、これを発火事故によりキャンセルした経緯があります。Galaxy Note 8の品質に問題がなければ、国内版Note 8の投入も考えられますので、Note FEを購入するかどうかは慎重に見極めたいところです。