Nokiaブランドを保有するフィンランド企業HMD Globalは、新型フィーチャーフォン「Nokia 105 (2017)」を正式発表しました。まずはインド市場に投入される見込み。
Nokia 105は2015年にもリニューアルを果たしています。これまで2億台を販売したNokia 105ですが、今年もまた名前はそのまま継承しつつ、新しい人間工学に基づいたデザインを採用し、製品のブラッシュアップが図られています。
「Nokia 105 (2017)」は極めてシンプルな構成のフィーチャーフォンです。QQVGA(160×120)解像度の1.8インチディスプレイ、実行4MBメモリ、4MBストレージを搭載。3.5mmヘッドフォンジャック、マイクロUSBポート、FMラジオも備えます。OSはNokia Series 30+となっています。
バッテリー容量は800mAh。連続待機時間は理論値最大1ヶ月(シングルSIMモデル)、連続通話は15時間。対応ネットワークはGSM。日本国内にはGSMは無いので、GSMがまだまだ現役な国への渡航時に使う通話用端末としては、長時間駆動で安心ですね。
シングルSIMモデルは999ルピー(約1750円)、デュアルSIMモデルは1149ルピー(約2000円)。発売日は7月19日以降。インドの携帯電話市場ではまだ販売の半数はフィーチャーフォンであるため、大きな需要が見込めます。
同じく1.8型QQVGAディスプレイとS30+を搭載した「Nokia 130 (2017)」も登場。これはNokia 105の改良版のような位置づけで、内蔵ストレージは8MBに強化し、microSDカードスロットも搭載、MP3プレイヤー機能にも対応。電池容量は1020mAhとなっています。
Nokia 130の発売日は9月頃、価格は1500ルピー(約2600円)以下となる見通し。