ソフトバンク、他社の格安プランに追従しない方針。

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 ソフトバンクグループの第1四半期決算説明会が行われました。

 国内市場における通信事業の営業利益が、前期比で9%減になったことが判明しましたが、あくまで各種販促策や顧客還元策、1GBプラン導入などといった「先行投資」によるものであり、来年、再来年には健全な成長に繋がっていくとの認識を示しました。

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 さらに純増数も増え、解約率も低下しているなど、好調であることをアピールしました。

 質疑応答においてNTT docomoの「docomo with」やKDDIの「auピタットプラン / auフラットプラン」に対抗する意思があるのか問われ、宮内謙社長が回答しました。

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 「現在のところは全く考えていない。なぜかというと先程もプレゼンしたようにワイモバイルも好調で、ソフトバンクモバイルもスマホデビュー割で数字は伸びており、ここ一ヶ月様子を見たが全く影響はないということ。Y!mobileブランドとソフトバンクブランドの差別化がうまく演出できている。ユーザーにフィットしており、今のところ変える方向性はありません」

 孫社長自らも「分離ということで、値下げには実態としてはなっていないのではないか。ユーザーが特段そちらに多く流れ込んでいるという風には認識していないので、必要ないと考えている」との考えを述べました。ソフトバンクが追従することは無さそうです。

 そもそも、ソフトバンクは追う側ではなく追われる側と言えます。Y!mobileは今や単独の会社ではなく、ソフトバンクグループの看板の一つに過ぎません。Y!mobileでは、通信料からの割引がなく、端末代金と通信プランが分離された選択肢が多く用意されています。各社の分離プランはここに対抗する思惑もあります。KDDIの新プランも最低通信料金は1980円、契約後に1000円上昇、端末購入による通信料からの割引がないなど、そもそもY!mobileを露骨に意識し追従したものです。他社が追いついてきたから特に追う必要がない、というのがソフトバンクの考えるところなのでしょう。