Facebookが買収したOculus VRは、これまでOculus RiftやSamsung Gear VRといった、PC/スマホと接続して使うタイプのVRヘッドセットに力を入れてきました。
しかしOculus VRは新たに「Oculus Go」を発表。スタンドアロン型で、PCやスマートフォン不要で自己完結動作します。
ヘッドセットにカメラ内蔵。さらにオーディオはヘッドセットに内蔵しているためヘッドフォンを用意する必要もありません。
VRヘッドセットの内部は柔らかい弾性のあるメッシュで覆われ、レンズは現行Oculus Riftのものの次世代。現行機と同じ広い視野を持ち、眩輝を低減します。ディスプレイは応答性に優れた液晶で、解像度はWQHD(2560×1440)。
アプリに関しては、Samsung Gear VRと同じコントローラが利用できるとしています。Gear VR用のアプリも、Oculus Goと互換性を持ちます。これまでのソフトウェア資産を活用できるのは有利ですね。
Facebook CEOのMark Zuckerbergは、これが今までで最もお求めやすいVRヘッドセットだと主張しています。価格はわずか199ドルで販売され、2018年初頭に出荷予定となっています。