中国の中高生と学校の間で繰り広げられている、スマホ没収と生徒による対抗策について、こちらでも何度かご紹介してきました。
ところが最近、中国では「宿題をスマホで提出」させる小学校もあるそうです。
海南省海口で、いくつかの小学校が、生徒にスマホアプリで宿題をして提出するよう要求、物議をかもしていると、南海網が11月4日に伝えました。
南海網の調査によれば、多くの保護者はスマホで宿題を済ませることに反対し、「目が悪くなる」、「漢字が書けなくなる」、「字が汚くなる」などの意見が寄せられました。日本でもよく言われることで、「はい、そうですね」という感じですね。
「子供が横着になる、反対」というオカンを見つめる少年
一方で、「教師による教学手法イノベーションだ、効率と質を高めることができ、効果は弊害よりも大きい」という意見も寄せられたとのことです。
なお、生徒からは、「便利だよ、字を書き間違えない」というコメントも。私はパソコンやスマホでも誤字をやらかします。
なお、南海網が実施したオンライン世論調査では、1043対514のダブルスコアで、賛成派が圧勝したようです。
「なんでもスマホ」の中国ですが、小学校のスマホ宿題アプリは普及するのか、今後の展開に注目ですね。というか、今更ですが、小学生がスマホを持っているのが当たり前なんですね……。