スマートフォンに没頭する人々。もはや中毒とも言える人もいることでしょう。
デザイナーのKlemens Schillinger氏は、そんなスマホ中毒者たちに贈る「代替電話機」とも言える治療器具を作成しました。
筐体は黒いポリオキシメチレンプラスチック製。比較的重いので、実際のスマートフォンのような重量感。石のビーズが埋め込まれており、スマートフォン操作の指の動きの「再現」を行うことが可能。これはピンチイン・ピンチアウト。
スクロール、ピンチ、スワイプなどの各種動作を再現できるラインナップとなっています。
こうした動作を、何の機能も持たない「代替電話機」上で行うことで、スマートフォンに触れるのを防ぎ、中毒を克服しようという主旨のようです。まるで喫煙者向けの禁煙グッズみたいですね。
これは一般販売はされず、展示が行われているようです。あくまでデザインコンセプトということですね。
2017年12月15日9時2分追記:実際に発売される運びとなりました。定価195ユーロ。予約受付で割引され185ユーロとなります。