修理業者iFixitは、恒例の分解を公開。機種はもちろん発売直後のiPhone Xです。
iPhone Xを分解したところ、2つのバッテリーセルを搭載していることがわかりました。内部スペースの有効活用による小型化ということで、12インチMacBook Retinaが採用している機構ですが、iPhoneで用いられたのは今回が初です。
内部基盤もより省スペースになっておりiPhone8 Plusの7割程度のサイズに。これまでにない密度で各部品が配置されているとのこと。
2つのバッテリーセルは合計2716mAhの容量を持っています。これはiPhone 8 Plusの2691mAhより大きなものです。
iPhoneの修理の多くはディスプレイやバッテリーがメイン。このため、この部品の取り外しが重要ですが、無事True Depthカメラを取り外すことなく交換できたとのこと。一方でバックガラスが破損した場合は全ての部品を取り外しシャーシ全体を交換する必要があるともしています。
iPhone Xの修理スコアは10点中6点。これは10点に近いほど修理が難しく、0点に近いほど修理しやすいです。ちなみにGalaxy Note 8は4点、Google Pixel XLは7点となっています。