韓国メディアETnewsは、中国大手通信メーカーHuaweiが、折りたたみスマホの取り扱いを韓国携帯キャリアに提案したと報じました。情報源は韓国キャリアの関係者筋。
それによると、この機体は韓国の5G通信に対応。しかもHuaweiが持ってきたのは試作品ではなく、販売可能な完成品で、予想よりも完成度が高かった、といいます。
各社が水面下で競って開発を進め、ようやくSamsungが部分的な公開に漕ぎ着けた折りたたみ端末ですが、ここ数年で世界屈指の実力・シェア・技術をつけてきたHuaweiもやはり開発してきた事実がここで改めて確認された形となります。
情報源曰く、Huaweiは2019年6月に折りたたみ端末の製品投入を目指しているとのこと。5Gネットワークとの実地テストなどと経なければならないので、遅くとも2019年3〜4月から準備しなければならないといいます。
2019年の上半期に5G商用化が可能な国は韓国と米国です。Huaweiが米国で国防上の脅威と見做され、事実上の撤退を計画しているとも伝えられている状況を考えると、Huaweiが5G対応の先進端末を韓国市場で投入することは必至であり、韓国キャリアから情報が流出したのも合点がいきます。韓国市場はSamsungのお膝元であり、Samsungの折り畳み端末との激突も予想されます。
ETnewsによれば、この折りたたみ端末は中国BOE製のディスプレイを搭載。ディスプレイは折りたたみ時は5インチ、開くと8インチ相当になるとのこと。来年2月開催のMWC2019に正式発表が行われるとしています。正式発表を楽しみに待ちたいところです。
Huaweiの折りたたみスマホ https://t.co/rDutvKAJYA
— すまほん!! (@sm_hn) 2018年11月19日