Samsungは、Galaxy A8 Starのカメラ機能で撮影したと称する写真をマレーシア公式サイト上に掲載しました。16MPと24MPレンズの高性能デュアルカメラシステムによる被写界深度(ボケ)調節機能をアピールする写真でした。
しかしこの写真は、実はデジタル一眼レフカメラで撮影した写真であったとのこと。
これが発覚したのは、撮影者本人自らの指摘によるもの。
一眼レフで撮影した撮影者であるDunja Djudjic氏は、その写真をストック写真(写真素材集)に登録していたとのこと。
Samsungはそこから写真を購入し、Photoshopで加工を施し、背景を切り抜き、サイト内で使用したようです。
消費者を錯誤させる写真の使用を広告宣伝においてすべきではないと思います。今回は「ボケ調節の機能アピール用のコンテンツ」という点で、まだ情状酌量の余地はあるのかもしれませんが……。
一眼レフで撮影した写真をスマホで撮影したと偽った例としてはHuaweiが知られています。