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Bluetooth 5対応フルワイヤレスイヤホン「SoundPEATS Truengine」レビュー

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 SoundPEATS様よりBluetooth 5対応の左右独立式と呼ばれるフルワイヤレスイヤホン、Truengineを提供頂いたのでレビューします。

 本モデルはAmazonのレビュー曰く、10月に販売が開始されたものの、何点か問題があり改善を図ったモデルとのこと。主に音量面や音質、ペアリングなどの調整が行われたそうです。

外観

 今回は改善されたモデルとのことでパッケージ背面には改善版の記載があります。またその左には技適マークも記載されています。

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 パッケージを開けて内容物を確認すると以下の通り。ワイヤレスイヤホン本体とイヤーピース、充電用のmicroUSBケーブル、取扱説明書です。イヤーピースはデフォルトでは中のサイズが装着されています。

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 ワイヤレスイヤホンのケースを開くと横並びでご対面。蓋部分はイヤホンのインジケータのみが透けて見えるプラスティック製ですが、下部はアルミ製で高級感があります。正面の穴4つはケースの電池残量を見ることができます。

 イヤホン部分をよく見ると黒の鏡面仕上げでいい感じ。結構カッコいいです。イヤホンは左右にそれぞれボタンがあり、機能が割り当ててあります。再生停止、スキップ巻き戻し、通話応答など様々な機能に対応しています。なお機能は変更できないようなので要注意。

 イヤホンのインジケータは充電時は赤色に光ります。もちろんケースを閉めても充電中か判別できるようになっています。

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 イヤホンを取り出すと内側はドライバが透けて見える仕様。ハイエンドイヤホンに見られるような外観があちこちに仕掛けられているところもポイント高め。個人的には好きです。

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 充電はmicroUSBで行います。イヤホン単体では3.5時間、ケースで充電して使うと16時間利用することができます。

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 フルワイヤレスイヤホンで大ヒットしているAirPodsと並べました。AirPodsはジーパンのポケットに入れても丸みがあるのでそれほど違和感は感じませんが、Truengineは座るたびに角が気になるかなと言ったところ。ソニーのWF-1000Xよりはコンパクトで良いかなと思います。

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 イヤホン部分を比べると縦の長さはTruengineがコンパクトで勝るものの、耳につけたときのでっぱり感はAirPodsのほうが少なく感じます。

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使用感

音質

 適当に普段聴く音楽を聞いてみましたが、全体的に明瞭感のないもやっとした感じの音です。そのままで聴くのはちょっと個人的には微妙と言いたいところ。ただ、適当なアプリのイコライザを使って高音を強めに出し、低音を少し足すとバランスのよいサウンドになりました。

接続

 ペアリングははじめに左右のイヤホンを取り出して数秒待つと交互に青く点滅するのでその状態でスマートフォンのBluetoothの設定を開くと接続が可能になります。NFCは搭載されていないので、かざすだけでペアリングはできません。一度ペアリングすると次使うときはケースから取り出すだけで自動的にペアリングされます。楽ちん!

 左右独立式ということもあり、気になるのは途切れたり片方が遅れたりしないかということ。安い製品だし正直なところあんまり期待していませんでしたが、試聴しているところ途切れることは一度もなく、いい意味で期待を裏切ってくれました。いじわるにスマホを尻ポケットに入れたりカバンに入れたりしましたが途切れることはゼロ。良いですね。

 でも心の中ではそんな5千円台の安いイヤホンが安定するわけがない……と更に検証。部屋にスマホを置いたまま隣の部屋へ言ったり扉を閉めたりしましたが、途切れることは一切ありませんでした。また人が多くて混雑している東京駅構内を歩いてみましたが途切れ、ノイズともに一切ないという素晴らしさ。Bluetooth 5の恩恵でしょうか。

 ただ、唯一途切れたのはイヤホンを装着した状態で耳を手で覆ってしまうこと。特に左側が弱いようで左側を覆うと右耳しか聞こえなくなってしまうようです。しかし日常利用でそんなシチュエーションは一切ないでしょうし利用上はかなりハードな利用方法をしない限り途切れないようです。

 左右独立式は2万円近いAirPodsじゃないと途切れない快適感は味わえない、と高みの見物をしていたつもりでしたが、今はわずか5千円台で左右独立式の快適なイヤホンが手に入る時代なのですね。

装着感

 つけた感じは普通のカナル式イヤホンと同じ、遮音性は結構高めです。長時間つけても耳が痛くなることもなく、嫌な感じもしませんでした。また、黒で小さめな本体ということもありどんなファッションでも違和感なく利用できる上、それほど目立たないのも良いところ。AirPodsは白で先が長いデザインなのでAirPodsだ!とわかる見た目なのであの外観が嫌という人にはアリな選択肢です。(ただAirPodsの場合逆にそれがファッションになってきていると実感するこの頃です)

 ケースにしまうとき、適当にしまうと充電の接点がうまくあわず充電できないアホ〜〜と笑っていましたが、蓋を閉めればしっかり充電ができる位置にハマるようになっていたので、素直に関心しました。意地悪に強く振ったりしましたが、充電されないということもなく、きちんと考えられた製品でした。

気になるポイント

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 イヤホンにはボタンがあり、これを押すことで再生停止などできますが、場所が側面なので停止するときは強めに耳に押し込む感覚で押さなければならないので、押すたびに耳が圧迫される感覚があるのが嫌というところ。サイドや上部にボタンを置いてほしかったです。

これが5千円台で買える時代が来た

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 左右独立式のフルワイヤレスイヤホンは値段も高く、それなのに途切れやすい。そんなイメージがまだ健在するかもしれませんが、今回初めて5千円台の安いフルワイヤレスイヤホンを使って実感しました。もう左右独立式が5千円台で買える時代が来た、わざわざ高いのを買う必要もない時代が到来しました。普通に製品の出来もよく、全体的に不満点を見つけることができず少し悔しいところもありますが、それくらいちゃんとした製品でした。

 ノイズキャンセリングや自動的に音楽を止めるなど目立った機能はない分お値段が安いので、左右独立式を使ってみたい、音楽が聴ければいいというユーザーにはオススメしたい1台だと思います。

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