Appleファンの中国共産党機関紙編集長、ついにファーウェイに買い換えた! すまほん!!

  米中貿易戦争が激化するなか、中国共産党機関紙・人民日報傘下の「環球時報」も、「党の舌と口」として、「米国は国力を動員しても華為(Huawei)を打ち負かすことはできない、反省する時だ」「米国への各種の幻想を棄てる時が来た」といった調子で、連日米政府を批判する社説を掲載しています。

(環球時報には対米批判、Huawei擁護の社説が並ぶ)

 この環球時報の編集長・胡錫進も微博で積極的に華為を擁護する記事を投稿していますが、彼自身実はiPhoneユーザーのため、「スマホを買い換えろ胡錫進」と読者たちに突き上げられながらも、「iPhoneは米中の利益が一体となった存在なんだ!」と弁解しながら、iPhoneを使い続けて頑張ってきました。

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(胡锡进 画像出典:新浪网新闻中心

 ところが、Googleが華為への一部サービス提供を停止したと伝えられた5月20日、胡錫進もついに華為の旗艦スマホ「Huawei P30 Pro」に買い替えたようです。

 5月20日、胡錫進は自身の微博アカウントで「今日、新しい華為のスマホを使っている。今後、私の仕事と生活の大部分でこのスマホを利用することになる」と表明。

 スマホを買い替えた理由については、「これは『Appleのスマホで華為を支持する書き込みをしている』という世論の挑発に耐えきれなくなったのではなく、華為が米国政府から公正とは無縁の弾圧を受けていることから、華為を支持したいとの天然の願いから、『花粉(華為ファン)』になった」としております。

 なお、これまで愛用していたiPhoneについては、「Appleのスマホを使い始めてから9年になる。Appleが私の仕事と生活に各種の便利を提供してくれたことに感謝している。今日、華為のスマホを使い始めたことは、決してAppleをボイコットしようと考えているわけではない。Apple社は中国の発展に貢献をしてくれたし、改革開放をし強大となってきた中国は常に外国企業の中国現代化への参加を歓迎しており、今後も変わることはない」

 「中国にも多くのAppleファンがおり、彼らは自分でどのスマホを使うかを決める権利があると思っている。このような決定権は、常に個人の権利の範疇にあるものだ」

 「同様に個人の権利から、私は今日から華為のスマホを使い始めた。華為が米国による国家権力によって全面的に弾圧を受けているとき、私は個人の感情から華為スマホに換えることで、この尊重を受けている企業への支持を表明する」

 と、Apple社とユーザーへの配慮がうかがえる言い回し。さすが、党機関紙の編集長だけあって、表現を十分に選んでいますね。

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 これまで使っていたiPhone 7 Plusについても、「換えたiPhoneを棄てることはない。補助スマホとして使いたいと思っているが、番号をもう一つ申請しなければならず、それが使いやすいかはわからない」と、愛着を示しています。

 以上、これほどiPhoneを愛している環球時報編集長・胡錫進まで華為に買い換えてしまったわけですが、今年第1四半期、iPhoneの中国市場でのシェアは10%を割り込む大苦戦になっています。この雰囲気だとますますシェアが落ち込みそうで、Appleも米中貿易戦争の「とばっちり」を受けているようですね。