本日29日1時過ぎに突如Appleのトップページに登場したAirPods Pro。発表会もなく、ひっそりと発売開始されました。
AirPods Proは従来のAirPodsと大きく異なるのがアクティブノイズキャンセリング機能の搭載。そして開放型からカナル式へ変更されたことにより、外観が大きく変化しました。
マイク部分は従来より短く、そして耳に装着する部分は密閉性を高めるためにイヤーピースが用意されています。イヤーピースは、サイズが3種類用意されています。
そしてケースも正方形に近いかたちから横に長い長方形のサイズへ変更されました。ソニーのWF-1000XM3のような感じですね。
ソニーのWF-1000XM3と大きく異なるのが、IPX4相当の防滴性能が備わっていること。ランニングや運動など汗に強くていいですね。
そして気圧を調整して、ノイズキャンセリングにありがちな不快感を最小限にしていること。ノイズキャンセリングは一部の人には合わない場合があり、気分が悪くなる人もいます。事実、友人に試してもらったところ強い不快感を訴えました。
しかし、AirPods Proはそのような不快感を減らすために、革新的な通気システムにより不快感を低減させているとのこと。これはノイズキャンセリングが苦手な人も少し気になる製品かと思います。
外部音取り込み機能が搭載されます。ノイズキャンセリングイヤホンは外部のノイズを打ち消す機能が強すぎる故に電車のアナウンスや周りの音が聞こえず、一部シーンで危険な場合がありますが、そのような場合でもAirPods Proのマイク部分をつまむように長押しすると、外部音取り込みモードに切り替わります。もう一度行うと、ノイズキャンセリングに戻ります。また、再生・停止は1回つまむだけ。次の曲に行く場合は2回つまむように力を入れます。前の曲に戻る場合は3回おこなうだけ。指を何度も動かす必要がなくスマートです。
Proなのはそこだけではなく、音質も更にこだわったようで低音域は20Hzまで表現可能に。そして耳の形から個々にあったチューニングが行われます。音質もPro級というわけです。
ケースはもちろんワイヤレス給電のQiまたはLightningケーブルを用いた有線に対応しています。そしてこれほど多くの新機能が搭載されましたがバッテリーもちは4時間半を実現。新幹線で東京から大阪へ乗っても余裕です。ケースを使えば24時間は可能です。
価格は税抜2万7800円。カラーバリエーションは白のみ。10月30日より発売開始、一部店舗では30日より販売開始するものの、多くは今週末から店頭で購入可能になるとのこと。ネット注文では30日より出荷開始、31日受け取りが可能とのこと。
AirPods Pro
? すまほん!! (@sm_hn) October 28, 2019