中央のヒンジを利用して折りたためる二画面スマホLG V50 ThinQ 5Gなども展開している韓国LGは、後継機LG V60 ThinQ 5Gを来年二月のMWC2020で発表するとみられています。
海外メディアAndroid Headlinesは業界の情報筋からの情報を元に、LG V60 ThinQ 5Gは、LG V50 ThinQ 5Gと似通ったスマホになると伝えました。
つまり、LG V60 ThinQ 5Gでも前モデルと同様に着脱式のスクリーンアクセサリーを利用した二画面スマホになる可能性が高いということになります。
また、同サイトによると、Samsungの販売しているGalaxy Foldのようなディスプレイごと曲げられる端末に関する特許を、LGも取得してはいるということです。
それでも、LG V50 ThinQ 5Gのように二画面で中央のヒンジを利用して折りたためるスマホを次期モデルでも展開するとみられている理由は、Samsungのようにリスクをとった行動を、LGはできる状況下にないからとAndroid Headlinesは指摘しています。
というのも、ここ数年LGのスマホ事業は売り上げも利益も芳しくなく、そのためLGは損失(赤字)を生みかねないリスクのあるアイディアを避けているとのこと。
LG V60 ThinQ 5Gのスペックに関しては、SoCにSnapdragon 865を搭載しベースモデルはメモリは8GBに内部ストレージが128GBになるとみられており、ディスプレイは6.4インチ以上、二画面スマホということで大型なバッテリーを搭載するという予測があります。
確かに、業界の先導者であるSamsungやHuaweiですらディスプレイごと折りたためるスマートフォンを展開している中、LGも折りたたみスマホを展開するというのは、リスクがあまりにも高く、そこで二画面スマホを展開し続けるというのは当然の判断かもしれません。
個人的には、現行モデルのLG V50 ThinQ 5Gでは左右のディスプレイのヒンジ部分(結合部)が目立ってしまうので次期モデルでは、この点が多少でも改善されていることを期待したいです。
LGはG5にてモジュール機構を採用しましたが、一世代限りで廃止してしまったことがありました。国内でも2画面化可能なスマホLG G8Xが登場しギークの間で注目を集めていたりしますが、ただの飛び道具にも思えるフォームファクタが2世代に渡って継続されるのは喜ばしいことですね。