ソフトバンクは、LG G8Xの予約受付を開始しました。発売日は2019年12月6日。ソフトバンクオンラインショップでも予約できます。
本機はSnapdragon 855を搭載したハイエンドスマートフォンでありながら、ディスプレイ付きの専用ケース(付属)を装着すると2画面スマホ化できるスグレモノ。
ハイエンドチップを搭載した変態スマホと言えば、キャリアが大量に作らせ、高額な値付けをし、結局売れずに余って投売りされてる印象。(その点、メーカー主導のGalaxy Foldは量を絞っており、ブランド価値の毀損を避けており上手い)
ところが、本機種の値段は、わずか5万5440円(消費税込み)。2画面スマホとしても、SDM855機としても最初からメチャクチャ安いのです。良い意味で予想を裏切ってくれました。スマホ全般の高騰化や、変態機の高額化といった傾向を無視した、素晴らしい価格設定です。動画を見ながら作業や、ゲーム同時起動も可能。
では、安くするために、仕様で妥協したのはどこか?というと、それほど見当たりません。実行メモリは6GB、指紋認証は画面内、ワイヤレス充電あり、カメラはOIS・広角あり、LGならではの高音質Quad DAC。ケースは非防水で本体は防水。しかもFeliCaまで搭載。電池容量はしっかり4000mAh確保。足りないのは、64GBのストレージ容量ぐらいですかね。ただしmicroSDカードスロットあり。
スペックは以下の通り。
OS | Android 9.0 Pie |
---|---|
CPU | Qualcomm SDM855 Snapdragon 855 |
メモリ | 6GB |
容量 | 64GB |
画面 | 6.4型 フルHD+(2340×1080) 有機EL |
カメラ | 1200万画素+ 1300万画素 超広角136度 |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 4000mAh |
寸法 | 76×160×8.4 mm, 193g 164×166×15.0 mm, 331g (画面取付時) |
その他 | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac,画面内指紋認証 本体側のみIPX5, IPX8/IP6X |
ベースとなっているモデル、LG V50 ThinQ 5Gはおよそ12万円、IFA2019で発表されたLG G8X ThinQはおよそ8万円でしたので、誰もが10万円ぐらいと予想していたところでしたが、実際はそれらよりもかなり安い税込み5.5万円。FeliCaを付けて技適を取得してローカライズを施すと価格は上がりがちですが、これは偉いものです。
ソフトバンクの昨今の端末は「そこまでして割賦+トクするサポートプログラムを組ませたいのかな?」というぐらい高額な印象で、国際版や他キャリア版よりも数万円高いのですが、G8Xは数万円安いという逆転現象が起きています。
もはやソフトバンクで安いハイエンドを、となったらこれ一択ですね。(他のメーカーさん、これでいいんでしょうか?)
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