シニア向け「通信容量たったの『200MB』の新プラン」やキッズ向け「アプリ内ブラウザ対応フィルタリング」――来店顧客に徹底的に寄り添い独自進化するイオンモバイル すまほん!!

 イオンリテール株式会社の提供するMVNOサービス「イオンモバイル」は、独自のフィルタリングサービスや高齢者向け新プランを正式発表しました。(記事中全て税別)

イオンモバイル記者発表会

2019年のイオンモバイル

 まずは2019年の振り返り。消費増税と電気通信事業法改正といった過酷な環境の中、来店客層の強みに立脚した事業を展開。60歳以上向けなど、ターゲットを絞り込んだ企画やキャンペーン、サポート強化をしてきたといいます。

 まもなく60万回線に到達、着実に伸びているとします。電気通信事業法改正や消費増税の10月の前には駆け込み需要があり、そして10月以降、解約が止まったといいます。キャリア施策の変更すなわち過剰な値引きが無くなったことが理由と見られます。(おそらく、MNPの踏み台に使っている人たちが居なくなったのでしょう)

 2019秋以降、70歳以上の乗り換えが増加。

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 2019年秋から店頭で有償設定サポートも開始。シニアのスマホ乗り換えをひと押し。試験的にGoogle設定をやったところ、他も有償でやってくれとユーザーから強い要望から正式導入、全国に広げたといいます。全国で1ヶ月あたり1000件を超える依頼があるようです。

 全国で秋以降、シニアスマホの勉強会も開催。店舗によっては毎回来るようなユーザーもおり好評で、使い倒したいシニアユーザーも多いようです。今後、シニア以外にも、子供と保護者向けに勉強会を推進していきたいとしています。

 昨年シニア向けに行ったスマホ利用のアンケートにてわかった、便利だと思う機能の上位3つは1位「天気予報」、2位「LINE」、3位「地図や乗換案内」。この3つは有償サポートでも対応しており、すぐに設定できるとのこと。

イオンモバイル新サービス

イオンモバイルセキュリティPlus

 子供のネット利用に多くに保護者が不安を感じ、フィルタリングサービスは認知度が高いにも関わらず、実際にフィルタリングを活用している保護者は多くないとのこと。

そこで今回新たに提供の「イオンモバイルセキュリティPlus」は、月額200円のSNSフィルタリングサービス。提供開始日は2020年3月1日。

 最大の特徴はLINEなどのアプリ内ブラウザで、問題のあるサイトのみブロックできるという点。これなら「LINEで会話の中で流れてきたURL、全部ブロックされたら会話についていけねーだろ……」という子供の本音、うまいことキャッチアップできそうです。

 加入条件はイオンモバイル契約者。承り店舗は、イオンやイオンスタイルなど全国のイオンモバイル取り扱い店舗215店舗、もしくはオンラインショップ。

SNS見守りサービス「Filii」も取り扱い開始

 「Filii(エースチャイルド株式会社提供)」は、子供のSNS上のトラブルを未然に防ぐためのサービス。月額364円(初月無料)。

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 SNS上の危険なメッセージをアラート通知したり、SNSやアプリの使用状況、どんな友達をいるのか、誰とTwitterを相互フォローなのかまで確認するといった、子供のスマホを監視する機能がついています。子を持つ保護者向けのサービスですね。

 会話を全部保護者に表示するということはありません。あくまで誰かとのメッセージのうち、不適切な単語を単純に拾って通知するので、たとえばLINE内のニュースで拉致被害者に関するニュースが出てきただけでも「拉致」に反応してアラートするようです。なので、家族で「あの単語、なんだったんだ?」と訊く工程が生じます。そこで「ああ、それは時事問題だよ」という家族の会話が発生します。子のプライバシーも適度に守りつつ、親と子の双方の信頼に基づいたサービスと考えると、かなり健全に親子が納得してスマホを使っていけそうな予感ですね。

やさしいプラン mini.

 「やさしいプランmini.」は、普段の利用は電話やメールというニーズを満たす廉価プラン。高速通信は容量は200MBまで。無料通話分もなし。月額は980円税別、加入条件は60歳以上。

 イオンモバイルでは既に低廉な料金プランも提供しているものの、3G停波の知らせを持ってくるお客さんがよく来店されて、それでも「電話やメールしか使わない、料金が高くなってしまう」と、スマホへの乗り換えを躊躇うのだとか。まだまだシニアの初心者にはこれまでのプランでもオーバースペックだったと反省、今回の200MBという非常に低容量のエントリープランの新設に至ったようです。

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 ハードルをとにかく下げるということで、1日2、3ページほどのWebブラウジングを想定した低容量に。一応、高速容量が切れた場合にWebから1GBの高速容量追加は可能。あくまで、より上位のプランへの切り替えを想定している印象でした。

 承り店舗は同じくイオンモバイルを取り扱う215店舗とオンライン。

キャンペーン

 MNP初期費用1円や25歳以下は3年間1GB増量の学割、スマホ新規同時購入で5000WAONポイントプレゼントなど、各種キャンペーンを開催。

総評

 ファミリー層やシニア層といった強力な顧客基盤に徹底的に寄り添い、独自性のあるサービスとプランを磨いてきた印象。

 各種設定の有償サービスというと既に家電量販店やMNOのショップでも有償化の流れはあり、どちらかというと「有償化すれば頼んでこないだろう」という打算に基づいたネガティブな印象も受けますが、「有償でもいいからやってくれ!」というユーザーの声を汲み上げたそうなので、そこはちょっと面白い点ですね。

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