韓国メディアThe Elecは、Samsungが既に折り畳み端末Galaxy Foldの後継機の開発に取り組んでおり、今年の後半に登場すると報じました。匿名の業界関係者筋が情報源。
開いた時の画面サイズは初代Foldの7.29インチよりも大きい、8インチになるとのこと。これはHuawei Mate Xsと同等ですね。これに伴いFold 2はさらなるベゼルレス仕様になる可能性があるといいます。
折り目が目立ちにくいかどうか、採用素材が決定します。Galaxy Z Flipに採用された超薄型のガラス素材であるUTG(Ultra Thin Glass)を、歩留まり次第で、Galaxy Fold 2にも採用するとのこと。
現在、UTGは単独供給。別の関係者はUTGの歩留まりよりも生産力が解消すべき問題として、Samsungに生産能力を拡大する計画を知っているといいます。
UTGで注目されているのは、筆圧検知式スタイラス「S-Pen」のGalaxy Fold 2への採用です。初代Galaxy Foldの透明PIフィルムは中央に折り目がつきますので、もしペンをなぞらせるとここで引っかかってしまい、描き心地が悪くなります。硬く折り目がつきにくいUTGであれば、それを最小限にし、ペンをなぞらせやすくできるというわけです。
ある関係者曰く、Galaxy Fold 2はS-Pen採用のためUTGを採用するとのこと。
その他、Samsungはラインナップを拡大することで、2020年には450万台から500万台の折り畳みスマホを販売する見通しとのこと。カメラ性能は大幅には変わらず。7月末~8月初めに発売するのであれば早いうちに部品生産を開始するとしています。
Galaxy Foldシリーズは、初代もZ Flipも、国内ではKDDIが取り扱っています。Fold 2が国内で登場するとすれば、少なくともauからは投入される可能性が高そうです。個人的にもNoteシリーズが好きなので、Fold 2がUTG採用で耐久性が少しでも増し、S-Penを採用するとすれば楽しみですね。
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