さらなるベゼルレス記録更新?
リーカーGadgetsFlixは、中国メーカー魅族(Meizu)の次期フラッグシップスマートフォン「Meizu 17th」の筐体を前面から撮影したであろう画像を掲載しました。
独自スキンFlymeの動作するAndroidスマートフォンであることがわかります。また、ベゼルはとんでもなく細くなっています。前面カメラは、画面内蔵かポップアップ式でしょうか。
画面から確認できる仕様はSnapdragon 865 SoC、64MP + 48MP + 20MPトリプルレンズカメラ、実行8GBメモリ、128GBストレージといったところ。デュアルSIMスロットにも対応。Android 9ベースとなっているようです。Android 10ではないんですね。若干のフェイク臭さを感じますが、開発機ということでしょうか。
上部ベゼルは、フロントカメラをポップアップ式にすれば極細仕様を実現できるとしても、下部ベゼルが細いのが気になります。どこのメーカーのAndroidスマートフォンも、下部ベゼルだけは分厚いからです。
ディスプレイ下部にケーブル接続するためのコネクターを配置する必要があるためベゼルが分厚くなりがちなんですね。
例外はiPhone X以降のiPhoneで、四辺は同じ幅のベゼルが美しいというデザインありきで、下部ベゼルのディスプレイを折り曲げてコネクターを内側に向けて配置。
高コスト上等な変態的内部設計を許容できるAppleらしいですね。
最近でこそAndroid各社の下部ベゼルも相当に狭くなってきましたが、今回の「Meizu 17th」ほどではありません。Appleなど大手と比べてしまうと体力や技術があるわけではない、製品もコスパ重視のMeizuが、四辺極細を実現できるのか?と考えると、正直フェイク臭いな……というのが率直な感想です。
とはいえ過度期の妥協の産物であるノッチを頑なに搭載せず、尖った製品を作ってきたMeizuですから、今回のリークが当たらなかったとしても、良いものが出てくると信じたいところです。
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