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Meizu、秋葉原で製品展示。日本進出には意欲も現地パートナー募集中

 中国メーカーMeizu(魅族科技)は、東京秋葉原にて開催のオーディオ関連製品展示イベント「ポタフェス(PORTABLE AUDIO FESTIVAL)2019」に出展。各種オーディオ製品を展示しました。

 ブースにMeizu社員の方がいらっしゃったのでお話を伺い、各種製品もチェックしました。

日本進出の機会伺うMeizu

 Meizuは、スマートフォンやオーディオ製品で知られる中国メーカーです。

 今回、ポタフェス内では来場者が各メーカーの展示ブースで実際に試聴し、気に入ればそのまま買えるといった趣のブースが多かったものの、Meizuはあくまで参考展示で、試聴こそ可能ではあったものの、製品の販売まではしていませんでした。

 各製品の価格情報も、あくまで本国での販売製品の価格を現時点での為替レートで日本円に換算されたもの。AliExpress上の公式サイトでは日本への発送に対応しているとのことで、個人輸入自体は可能なようです。

訂正(2019年12月25日0時47分):初出時Meizu公式サイトが日本への発送が可能としていましたが、広報部に確認したところ、Meizu公式サイトでは海外配送はできず、日本ユーザーはAliexpressで購入可能とのこと。

 Meizuの日本参入について、進出の意欲はあるものの、日本におけるパートナーやディーラーがまだ見つかっていないとのこと。

 中国とロシア以外の現在の展開市場は、インドと東南アジアであるとしています。

 個人輸入が可能とはいえ、初期不良や故障時の対応含め安心して日本国内で正規に購入したいユーザーもいるはず。Meizu製品を取り扱いたい国内企業さん、声をかけてみてはいかがでしょう?

Meizu製品

ナウでヤングな左右独立型「Meizu Pop 2」

 今風の左右独立型無線イヤホン。白基調で丸っこいシンプルなデザイン。8時間再生が 可能、ケースによって追加で16時間再生が可能としており、計24時間の利用が可能。あくまで理論値とはいえ、イヤホン部の駆動時間はかなり長い部類。価格6300円。

(USB Type-C端子は底部)

付属品も豪華な有線上位モデル「Meizu Live Quad Driver」

 Meizu上位モデルにあたるイヤホン。参考価格は2万5千円。クアッドドライバーを備えたカナル型イヤホン。先端部を交換し、好みの音質に変更する仕組みを備えます。

11時間駆動の防水ノイキャン「Meizu EP63NC」

 首掛けタイプの騒音低減機能を備えたワイヤレスイヤホン。15分の充電で3時間利用可能。連続11時間駆動というかなりの電池もち。しかも防水。こちらは8000円。ノイズキャンセルの性能はまずまず。

長時間駆動無線ヘッドホン「Meizu HD60」

 Bluetooth 5.0 とUSB Type-Cを備えた無線有線両対応のヘッドホン。電池は25時間駆動。7850円。価格にしては高級感と装着感は良好。

耳にハマる「Meizu UR」

 装着部分を各ユーザーの耳の部分の形状にあわせてカスタマイズ可能なイヤホン。所謂「カスタムIEM」。

 ちなみに隣のブースの中国メーカーTP EARPHONE(上海功捐健康科技)でも同様の製品が展開。耳の型をとって送ってくれれば、オーダーメイドで耳の形状にあわせてカスタムイヤホンを作ってくれるというものです。流行っているのでしょうね。

(TP EARPHONE カスタムIEM)

参考:最新旗艦スマホ「Meizu 16s Pro」

 Meizuの最新フラッグシップモデル「Meizu 16s Pro」。Snadragon 855+を搭載し、AnTuTuベンチマークでも一時トップスコアを叩き出しながら、価格4万円からという価格破壊ぶりを見せて話題となったスマホ。指紋認証は画面内、ノッチなしでベゼルレス!

 こちらは特に展示してあったわけではなく、筆者が長年Meizuを好きで追っていると告げると出してきてくれたもの。Meizu社のエンジニアの方の私物と思われます。

 どう見ても「過度期の妥協の産物」であるノッチを搭載しない姿勢や、コスパの良さ、惹かれるものがありますね。今回見せていただいた緑色もなかなかいい感じ。オーディオやスマホの日本代理店、見つかるといいですね。

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