台湾スマホブランドの雄、HTCですが、台湾でもシェアをとることができず、今や「年間売上はApple AirPodsの2週間並み」とも囁かれる苦境にあると、中国「快科技」が伝えました。
HTCがこのほど発表した2月度の月次速報によると、HTCの2月次収入は新台幣4.2億元(約14.4億円)、前年同期比33%減となりました。
昨2019年通期の収入は新台幣22億元、前年比58%の減収となり、2017年と比較すれば減収幅は84%。通年では9月度のみ前年同期比1.53%の増収を達成したものの、他の月次はいずれも減収となり、「HTCの年間売上はAppleのAirPodsが2週間で稼ぐカネにも及ばない」との声も出ているそうです。
HTCはVRとブロックチェーンに注力するとしていますが、スマホ事業は放棄しておらず、最近も同社新CEO Yves Maitreは2020年に5Gフラッグシップスマホをリリースすると話しています。
「5G」は果たして老舗メーカーが復活するきっかけになるのでしょうか。