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リアルタイム海戦で操舵感を味わう、蒼藍の誓い − ブルーオース

艦娘から戦姫へ、ブルーオースの世界

 「艦これ」こと「艦隊これくしょん」に始まった艦船美少女擬人化路線、そこに今回参入することになった「蒼藍の誓い – ブルーオース(Android / iOS)」を紹介します。

 擬人化された艦船の呼び名は「艦これ」の「艦娘(かんむす)」が有名です。他にも戦艦少女Rの「戦艦少女」というものもありました。「アズールレーン」でも当初は「艦娘」と呼称していましたが、艦娘が既に商標登録されていた関係で謝罪、取り下げられてからはっきりとした呼び名がないままになっていました。このブルーオースではこちら側の艦船少女たちは「戦姫(せんき)」、敵側は「戦鬼(せんき)」と同じ読みになっています。「戦姫絶唱シンフォギア」との関係は全くなさそうです。

この操作感、リアルタイム海戦シーン

 こういったゲームで大きなウエイトを占める海戦シーンですが、リアルタイム3Dで進行するスタイルになっています。

 艦これと同じく水上を滑走しながらの戦闘、艦これと違うのはアニメーションで動きまくることです。ブラウザ版の「艦これ」ではなく、「艦これ アーケード」の戦闘シーンをスマホで再現したような海戦シーンです。

一度体験してほしい、この操船感覚

 操作方法の選択でオススメなのが操舵輪モード、実際の操船のような操作感を味わえます。船舶免許を所持している筆者が驚いたのは舵をとった時の挙動が非常に上手く表現されていることです。車と違ってお尻から向きを変えていく感覚、そして美しい航跡を描きながら転舵する感覚はクセになりそうな操作感です。

 それに加えて艦船の航行速度も3段階あり、第一戦速、第二戦速、全速を使い分けていきます。戦闘開始から敵との距離を詰めるために最大戦速まで上げるだけでテンションが上がってしまいます。

 戦速によって舵の効きが変化し、同じ舵のとり方でも速度を上げるほど急な方向転換が難しくなります。速度調整と転舵を組み合わせて艦船を操る楽しさを満喫できます。

リアルタイムでかわす、撃つ

 次は実際の接敵シーン、遠距離から航空機で索敵、攻撃することができます。砲撃の届かない距離、アウトレンジからの先制攻撃も再現されています。ここで航空機が広い範囲をカバー出来るような扇型に飛んでいてリアルさを感じます。

 攻撃方法は主砲、副砲、戦闘機、魚雷の4種類、どれも無闇に連射できるわけではありません。弾薬の再装填、戦闘機の発進準備の時間も考慮しながら攻撃準備が出来たものからどんどん撃っていくものあり、溜めに溜めて一気にぶっ放すのもありです。

 もちろん敵からも攻撃してくるので表示される砲撃の着弾予想地点、魚雷の航跡を見て操舵、速度変更して攻撃をかわすリアルタイムならではの緊張感がフルオートとは違う楽しさがあります。

 そんなの面倒、というユーザーや何度もマニュアル操作するのが億劫なユーザーには少しのゲーム進行でオート戦闘も選択可能になります。

変化する状況のなかで戦う楽しさ

 戦闘中の敵艦隊との位置関係も考える必要があります。敵と平行に同じ方向を向く「同航戦」、敵と平行にすれ違いながら戦う「反航戦」、敵と垂直の位置関係になる「T字戦(有利不利あり)」ですが、海戦はお互い動き続けながらの戦闘になるのでこちらの操作で刻一刻と敵との位置関係が変化していきます。


 同じ方向を向いて側面を見せ合うかたちの同航戦は命中しやすいですが被弾の確率も上がり、反航戦はすれ違う格好になるので同航戦と違ってお互い命中しにくくなります。T字戦はこちらがTの字の横棒側なら敵艦隊正面に側面を晒すことになりますが、Tの字の縦棒にあたる敵艦隊の先頭の戦鬼を集中的に狙って各個撃破を狙えます。逆ならこちらの先頭にいる戦姫が敵の集中砲火を浴びることになります。

 ここでのポイントは艦船は横方向への攻撃が最も多くの砲を使えるということです。艦橋や煙突で前方の砲門は後ろ、後方の砲門は前を向けない構造上、敵に横っ腹を見せながら撃つ方がより火力を出すことができます。

 したがってお互いの艦隊がより多くの砲門を敵に向けることができる同航戦と反航戦が最も派手な撃ち合いになります。敵との戦力差によってゴリ押しで殴り倒すもよし、動き回ってヒットアンドアウェイ戦法をとるのもよし、です。反航戦で敵の背後に回り込みT字戦有利をとり、同航戦で止めを刺す、といった戦術で戦うのもリアルタイムならではの楽しみです。

当面は課金しなくても楽しめる

 最近のスマホゲームの特徴として、ゲーム開始から少しの間は事前登録や毎日ログインのボーナスなどでそれなりの陣容が整うことが挙げられます。このブルーオースもゲーム開始からチュートリアル、ゲーム進行で各機能が解放されていく過程では特に課金しなくともストレスなく楽しめるので、ある程度ゲームが進行してから課金するかどうかを考えても良いでしょう。


 〇〇周年記念(1周年、2周年…に加えて0.5周年や1.5周年というものも見かけられます)と称して数週間に渡る1日1回の無料10連ガチャを連発しているスマホゲームもあるのでこのブルーオースも今後何らかのボーナス付与が期待できます。

これからの展開に期待

 今後はゲームの盛り上がり次第でアニメなどのメディア展開も十分予想できます。豪華な声優陣も魅力で推し声優が出演しているという理由で始めるのも一興です。筆者としては津田美波さんの参加を期待しながらもう少しやりこんでみたいと思います。

 「艦これ アーケード」のリアルタイム海戦シーンを見て、ゲームセンター以外でもプレイできたら良いのに…と思っていたこの操作感覚、筆者にとっては思わぬかたちで実現されました。より多くのユーザーに体験してほしい戦闘シーンの操作感、それがブルーオースです。

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