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SprintとT-Mobileが合併、T-Mobile誕生

 SoftBankの子会社Sprintが、T-Mobile USと合併します。

 携帯会社が4社から3社に減少するということで、波紋を呼んでいました。しかし紆余曲折の末、米連邦委員会が合併を承認。さらに今回、合併取引完了の条件として合意されたカリフォルニア州公益事業委員会の最終的な承認の取得に関する要件が放棄されたため、本取引の完了に必要な全ての条件が揃い、2020年4月1日に合併取引が正式に完了。

 これに伴い、SprintはSoftBankの子会社ではなくなり、統合後は新会社T-Mobile US, Inc.に。この新会社の株式の約24%をSoftBankが保有する持分法適⽤関連会社に。なお、T-Mobile US親会社Deutsche Telekomの株式比率は43%。

 1位のVerizon、2位のAT&T、そこに迫る3位の携帯キャリアが新生T-Mobileということになります。

 ちなみに当初、孫正義社長が携帯で世界一を目指すといい、米携帯第3位のSprintを買収、第4位のT-Mobileに合併交渉を仕掛けるという攻めの姿勢を見せていました。

 ところがその後契約者数を一気に伸ばすT-Mobileと逆転し、Sprintは第4位に転落。経営権をどちらが握るかで交渉は難航、当局の承認もなかなか下りず。

 結局のところ、合併後の株式比率を見ても、手放しで合併を評価することは難しそうです。

情報元SoftBank
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