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最新小型PCキタ!LTE内蔵でゲーミング「OneGx1」とお手頃「OneMix1S+」正式発表!

 株式会社テックワンは、中国のUMPCメーカー「One-Netbook Technology」の新型機「OneGx1」の製品発表会を開催しました。

UMPC市場を開拓するOne-Netbookとテックワン

「日本は国外最重要市場」

 発表会にはOne-Netbook TechnologyのJack Wang社長が遠隔登壇。日本市場を最も重要な海外市場とし、発表会も日本を最初にしているといいます。

(One-Netbook Technology社 Jack Wang社長)

 今回発表の第一世代ミニゲーミングUMPC「OneGx1」は、斬新且つ画期的な製品であるとし、こだわりぬいた金属の質感や開発陣の切磋琢磨で作り上げたコントローラー着脱などに自信を見せました。

 ファンからの考案も盛り込んで作った日本語配列キーボードを光栄に思うとしました。筐体カラーもファン投票によって決定したとのこと。

UMPC復活へ

 ヨドバシカメラやビックカメラと直接契約するなど、One-Netbook社製品の日本販路を開拓してきた国内正規代理店テックワン。同社の中林代表によると、ダイレクト販路「One-Netbook公式ストア」も好調に売上推移。

(株式会社テックワン代表取締役 中林秀仁氏)

 中林氏曰く、One-Netbook社はよくある丸投げではなく、自社工場を持ち、自社で開発者や大手も経験しているエンジニアを雇用し、研究開発生産を行っているといいます。また、Jack Wang社長への評として「『製品はこうあるべき』という美学、『こういう製品を作りたい』というビジョンを持った社長」であるとし、そうした人柄から製品のスタイリッシュさやアグレッシブさに繋がっているのではないかと考察します。

 現在の日本のUMPCユーザーは30代~50代の男性ユーザーが9割とのこと。出張やビジネスシーンなどで好まれているといいいます。

 東芝やソニーといった国内メーカーが10年前、20年前に出していたが、いったん下火になったジャンルであるUMPC(Ultra Mobile PC、小型パソコン)。これをもう一度復活したいと、活動への熱い意気込みを語りました。

お求めやすい価格「OneMix1S+」

 OneMix2Sベースの廉価モデル「OneMix1S+」。ベースモデルと同じ性能や筐体ながらも、最新の「OneGx1」と同じカラーを採用し、価格も税別6万9800円に抑えたエントリーモデル的位置付けに。変形機構も備え、2048段階筆圧検知スタイラスにも対応。

(タブレットモードでのスタイラスペンの描き心地を披露する、元『王様のブランチ』レポーター竹内佳菜子氏)

 手に取った竹内佳菜子さんは、台本や資料確認にも使えそうだといいます。

 「OneMix1S+」のスペックはCore m3-8100Y(Amber Lake Y)、実行8GBメモリ、SSD 256GB、容量6500mAh電池。

ゲーミングUMPC「OneGx1」

(『フィロのス』十束おとはさん)

「スイッチ風コントローラー」で一人でも二人でも遊べる

 初のポータブルゲーミングUMPC「OneGx1」。両脇にNintendo Switchの「Joy-Con風」着脱式コントローラーを装着可能。コントローラーと本体との間に通信/充電用の接点はなく、Bluetooth接続方式。

 女性アイドルグループ「フィロソフィーのダンス」の十束おとはさんが登場。自身もLoL(リーグ・オブ・レジェンド)等のPCゲームをプレイするコアなゲーマー。ゲームや自作PC、ガジェットが趣味とのこと。

 持ち運びしやすい小型筐体であるため、楽屋や出先でLoLをいつもと変わらず快適にプレイできて選択肢が広がる、ゲーマーとして幸せと語りました。

 ゲームの実演では、コントローラーで快適にHaloをプレイ。コントローラーを外して二人でそれぞれ持ち、ファイナルファイトをプレイ。コントローラーの便利さを見せつけました。

 中林氏によると、東京でJack Wang社長と秋葉原に立ち寄った際、Wang社長は家電量販店で様々なゲーム機やUMPCを手にとって触ったり、どのような来店客が製品を買っていくか熱心に観察しており、そうした中で本製品の着想を得たのではと語りました。

スペック

 搭載プロセッサは第10世代(Comet Lake)のIntel Core i5 10210Y 14nm++プロセス。ディスプレイ解像度はWUXGAで、323ppiと高精細。

 ダブル純銅製ヒートパイプ、そしてファンを2つ搭載。様々な状況に応じてファンを制御し、振動やノイズを最大限抑制しながら冷却、パフォーマンスを優先するとしています。

 どれぐらい熱くなるのか?中林社長曰く、膝の上で使っていてもOneMix3などと比べると熱くないとのこと。このあたりは実機で確認してみたいところですね。

 スペックは以下の通り。電池消費の大きいゲームプレイに適した大容量12000mAh電池

OS Windows 10 Home
CPU Core i5 10210Y 4コア8スレッド 
4.0GHz
メモリ 8 / 16 GB 
ストレージ SSD 256GB / 512GB
ディスプレイ 7型 IPS液晶 WUXGA (1920 × 1200) 16:10
323ppi, 視野角178度
バッテリー 12000mAh 3.7V, USB-PD対応
寸法 幅136×高さ×厚み21(mm)
重量 620g
その他 MicroSDカードスロット
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)
Bluetooth, USB, Type-C×2
イヤホンジャック,
キーボードRGBバックライト
USB-PD

LTE通信内蔵!どこでも使えるぞおおお

 Wi-Fi 6に対応したことでさらなる高速通信が可能に。さらに4G LTEオプションを選択可能!技適取得、対応バンドはLTE B1/3/8/18/19/26/28/41であるため、理論上MNOの4社回線で利用できそうに見えます。

(左側面にnanoSIMスロットを備える)

 5G非対応の理由について、搭載の準備はできているものの、基地局の整備状況や市場環境を踏まえて、いつ投入するかタイミングを見計らっているとのこと。

指紋の目立たないシャーシ

 シャーシに航空機にも使われる6000番台アルミ合金を採用。指紋がつきにくい、目立ちにくい、さらっとした質感。カラーはライトグリーン。

(少しだけLOOX Uを思い出す?)

 背面にはいかにもゲーミングな、未来的な見た目とLEDが印象的。USB Type-C端子×2やイヤホンジャックも。

 ゴツそうなデザインですが、思ったほどは重くない、軽めの620g。ライバルのGPD WIN Maxは重量790g。

RGBキーボード

 RGB日本語配列キーボードを採用。Wang社長によれば、キー部分はApple製品でも実績のあるメーカーが担当、品質的には安心して使えるといいます。

 RGB部分の点灯は、周囲が明るいとそれほどわかりません。斜めから見ると光が確認できます。

価格と発売日など

 テックワンのOne-Netbook公式ストアとAmazon販売ページでの発売日は、2020年8月中旬。OneGx1国内正規版の価格は以下の通り(税別)。

 Amazon上ではテックワンの他にも、One-Netbook公認の代理店として中国RBHKもOneGx1を販売します。ただし日本国内拠点での修理やサポートを受けるには、テックワン運営の販路から国内正規品を購入する必要があります。Amazonで購入する場合、ページ上の販売発送者名を確認しましょう。

 既に予約受付を開始しています。予約特典として、別売りのゲームコントローラーをプレゼント。キャリーケースやmicroHDMIケーブルも。

 また、10000mAh電池内蔵のFHDモバイルモニターPD01もキャンペーン。OneGx1と同時購入限定で税別2万円になるとのこと。

今後のOne-Netbook製品は?質疑応答

 質疑応答では、OneGx1でプレイ可能なゲームの本数について問われると、中林氏は製品版が登場したら計測して公開していきたいとの意向を示しました。

 COVID-19はOne-Netbook社に影響を与えているかについて、Wang社長は、サプライチェーンに大きな影響が出ており、今後の計画に不確実要素が増したと認識しているとのこと。

 またWang社長によれば、今後の方針として、製品ラインナップは2つの方向で発展。ビジネスタイプとゲームモデルとのこと。年末にはOneMix 4も発表予定。ゲームモデルも「進化したバージョン」の登場を示唆しました。

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