噂通りOPPOがカスタムプロセッサを開発するようです。海外メディアCaixinに、中国メーカーOPPOのLiu Bo副社長が回答しました。
モバイル向けのプロセッサを自主開発することで、将来の成長のための重要な原動力にする必要があると述べています。
同じく中国メーカーのHuaweiは、米国で対イラン制裁違反と企業機密詐取の容疑で起訴、制裁措置が強化され1年延長となっており、Huawei傘下HiSIliconはスマホ向けKirinチップは実際の製造をTSMCが担当していることから、HuaweiはKirinの新規供給も途絶えます。
スマートフォンは昨年モデルが一定数捌けるため、Huaweiの業績は依然として変わりないように見えますが、制裁から1年、今後は厳しい状況が数字にもあらわれていくものと考えられます。
中国国内シェア第2位のOPPOとしてはこうしたリスクに備えることは合理性があるというわけです。
一方で、カスタムチップを設計および開発するために協力するサプライヤーは不明。
最近のレポートによると、OPPOはMediaTekの幹部とエンジニアを数名雇入れ、プロジェクトに取り組んでいるといいます。このほか、HiSiliconからの人材も採用も検討していると伝えられています。
OPPOの内部文書から、マリアナ計画の存在を中国メディアが報じています。