NTTコミュニケーションズ株式会社は、「OCN モバイル ONE」データ通信専用SIMにおいて、「フルMVNO基盤」を活用したSIMカードの提供を2020年8月27日11時以降より開始すると発表しました。
フルMVNOとは、「加入者管理機能(HLR/HSS)」を自ら保有し管理するMVNOのこと。自らSIMを発行、より柔軟性のあるサービスを提供可能となります。このため、au、ソフトバンク端末だけではなく、NTTドコモ端末で利用の場合にも、SIMロック解除が必要。
NTT Comは、国外では2019年4月から、国内では2020年4月から、法人向けにフルMVNOサービスを展開してきました。今回、音声ではなくデータ通信のみではありますが、個人向けサービスの展開を果たすことになります。
料金やサービス内容に変更はなし。適用開始日以降、新規に申し込んだユーザーが対象。なお、即日受渡カウンターからの申し込みは対象外。
国内での個人向けサービスを展開するフルMVNOの例としては、IIJmioが代表例。アンテナピクトのキャリア名に大手キャリアではなく「IIJ」と表示、eSIMサービスの展開も行うなどしています。
OCN モバイル ONEは、NTTドコモの回線を借りてサービスを展開。2016年にはIIJを超えて市場シェアトップを獲得していましたが、後に市場シェアは減少。2019年には業界シェアナンバーワン奪還を目指し、新プランを発表しています。今後のOCN モバイル ONEに期待したいところです。
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