独Sternは、Appleのプラットフォームアーキテクチャ担当副社長であるTim Millet氏へのインタビュー記事を掲載しました。
その中で、コロナ禍でのマスク着用とFace IDについて訊かれる場面がありました。
Millet氏曰く、口と鼻を含まないことで顔認識することは想定されるものの、顔による個体認識の精度が低下し、他者によるロック解除の可能性が増すと説明。ユーザーの求める利便性よりも、Appleはユーザーのデータの安全性、セキュリティを優先すると述べました。
Googleは、Pixel 4で指紋認証を廃止して顔認識のみに統一していましたが、Pixel 4a/5では指紋認証を復活させています。
第4世代iPad Airには、Touch ID(指紋認証)内蔵の電源ボタンが搭載されていますが、少なくとも今月発表のiPhone 12にこれが搭載される可能性は低いものとみられます。今回の見解通りとすると、既存モデルへのアップデートはあまり期待しないほうがよさそうです。
Appleは今月中にiPhone 12をオンラインイベントで正式発表する見通しです。
顔認識に統一されているiPhone上位モデルは、引き続きコロナ禍の新生活様式で生体認証が使えないスマートフォンになりそうですが、廉価モデルの第2世代iPhone SEはTouch IDを採用しているため、マスク着用時でも問題なく利用できます。
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iPhone 12シリーズ
— 📱すまほん!!🌖5G📶 (@sm_hn) October 6, 2020