中国Xiaomiは、Mi 10T/Proを正式発表発表しました。搭載SoCはSnapdragon 865。両機種とも、最大144Hz駆動に対応した液晶ディスプレイを搭載しているのが特徴。利用するコンテンツに応じて60Hz駆動や90Hz駆動に対応させることができます。
カメラ
最上位モデルのMi 10T Proは1億800万画素のメインカメラを搭載。イメージセンサーはSamsung製HMX。1/1.33型の大型なセンサーとなっています。
上位モデルのMi 10Tは、メインカメラが6400万画素。こちらには1/1.7型のSony製IMX682を採用。動画撮影は8K 30fpsに対応。
その他両機種共通して、マクロカメラ、超広角カメラを備えていますが、望遠カメラは非搭載。
ディスプレイ
フラッグシップ機では大半のスマホが有機ELディスプレイを搭載していますが、本機は液晶ディスプレイを採用。ディスプレイサイズは6.67インチ。アスペクト比は20:9。HDR10対応。前面ディスプレイはGorilla Glass 5。その他ディスプレイ左上にインカメラ用のパンチホールがあります。
前述したように、リフレッシュレートは最大144Hz。リフレッシュレートが高いとゲーミング時やブラウジング時にコンテンツを滑らかに描写することができます。
価格
ヨーロッパでは10月中に発売となる見通し。本体価格は以下の通り。(最小構成)
- Mi 10T(メモリ6GB、ストレージ128GBモデル):€499(日本円で約6万1600円)
- Mi 10T Pro(メモリ8GB、ストレージ128GBモデル):€599(日本円で約7万3900円)
XIaomiのスマホは、低価格で機能性の高いのが売りでした。本機は比較的低価格ではあるもの、機能性はまずまずに感じます。例えば、バッテリーに関しては、5000mAhと大容量ですが、急速充電は最大33W。競合製品では60Wや120W充電に対応したものがあるので物足りなく感じます。
スペック
Mi 10Tの詳細スペックは以下の通り。
OS | Android 10, MIUI 12 |
---|---|
CPU | Snapdragon 865 |
メモリ | 6/8GB |
容量 | 128GB |
画面 | 6.67型 ( 1080 x 2400 ) |
カメラ | 6400万画素標準+1300万画素超広角+500万画素マクロ |
インカメラ | 2000万画素 |
電池 | 5000mAh |
寸法 | 165.1 x 76.4 x 9.3 mm, 216g |
その他 | 急速充電33W、側面指紋認証 |
Mi 10T Proの詳細スペックは以下の通り。
OS | Android 10, MIUI 12 |
---|---|
CPU | Snapdragon 865 |
メモリ | 8GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 6.67型 ( 1080 x 2400 ) |
カメラ | 1億800万画素標準+1300万画素超広角+500万画素マクロ |
インカメラ | 2000万画素 |
電池 | 5000mAh |
寸法 | 165.1 x 76.4 x 9.3 mm, 218g |
その他 | 33W、側面指紋認証 |