中国Xiaomiは先月Mi 10Tシリーズを発売しましたが、XiaomiのサブブランドRedmiは、中国向けに名前を変更した「Redmi K30S Ultra」を発表しました。ベースはMi 10Tで、実行メモリ以外の基本的なスペックはMi 10Tと変わっていません。
Redmi K30S Ultraは、リフレッシュレートが144Hzの6.67インチ液晶ディスプレイを搭載しているのが特徴。高リフレッシュレートは最近のスマートフォンとしては標準になりつつある機能で、Redmi K30S Ultraでもしっかり対応しています。
カメラは3眼で、ベースとなっているMi 10Tと変わらず、メインカメラが6400万画素、超広角カメラが1300万画素、マイクロカメラが500万画素。望遠カメラは非搭載。8Kの動画撮影に対応しています。インカメラはディスプレイ左上のパンチホール型で、2000万画素となっています。
搭載SoCはSnapdragon 865。実行メモリは8GBで、内蔵ストレージは128GB/256GBの2種類から選択できます。スペックは以下の通りです。
OS | Android 10, MIUI 12 |
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SoC | Qualcomm Snapdragon 865 |
実行メモリ | 8GB |
内蔵ストレージ | 128GB/256GB |
画面 | 6.67インチ FHD+ |
カメラ | 6400万画素メイン + 1300万画素超広角 + 500万画素マクロ |
インカメラ | 2000万画素 |
電池 | 5000mAh |
その他 | Bluetooth 5.1, NFC, 8K動画撮影, 33W有線急速充電, 側面指紋認証センサー |
本体価格は以下の通りです。
- Redmi K30S Ultra(メモリ8GB、ストレージ128GBモデル):2599中国元(日本円で約4万円)
- Redmi K30S Ultra(メモリ8GB、ストレージ256GBモデル):2799中国元(日本円で約4万3000円)
RedmiはXiaomiのサブブランドとということもあり、ベースとなっている最小構成のMi 10Tの€499(日本円で約6万円)と比べてもかなり値下げがされています。4万円台でSnapdragon 865、144Hzのリフレッシュレートに対応しているのはとてもコストパフォーマンスがよいスマートフォンですね。ただしMi 10Tシリーズでは5Gに対応していましたが、Redmi K30S Ultraでは非対応。