ゲーマー向け無料コミュニケーションツール「Discord」で、新たに「画面共有」機能が追加され、利用可能になりました。
この画面共有機能は、2020年11月頃からAndroid向けのβ版テスターに配信が開始され、テストが行われてきました。LINEなどの競合他社アプリケーションが相次いで画面共有機能を追加する中、それに続いた形での搭載となります。
iOS・iPad OS版では事前のテストは行われませんでしたが、今回の配信ではAndroid版だけでなくApple製のデバイスでも画面共有機能が利用可能になります。
正式配信後の画面共有機能を実際にテストしてみました。以前執筆した記事と同じ環境で行いましたが、以前よりコマ落ちが少なくなったように感じました。
iOS版でも利用してみました。
iOSの画面収録機能が基本的に不安定というところを除けば、筆者の環境(iPhone 11・第6世代iPad)でも、スムーズに画面共有が行えました。iOSの画面収録機能は、アプリを移動すると自動停止されることが多いため、その点ではストレスを感じました。
また、Androidでは、サードパーティー製アプリによるシステム音声の録音は基本的に許可されていないため、筆者の環境では内部音声の共有は不可でした。iOS版での確認はできませんでした(筆者の環境ではアプリの移動はほぼ不可能)が、iOSの画面収録では内部音声も記録されるため、システム音声も共有できる可能性が高いです。
β版が配信されてから、安定性等に多少の修正が見られたDiscordの画面収録機能は、他のサービスに比べて画質も悪くはありませんでした。この新型コロナウイルスによるオンライン会議の増加によって、ゲーマーだけでなく一般の利用者も増加したDiscord。今後さらに新たな機能が追加されることにも期待したいですね。
Discord
— 📱すまほん!!🌓5G📶 (@sm_hn) December 19, 2020