韓国電子産業メディアのTHE ELECは、Samsungが2021年に3つの折りたたみ式スマートフォンを発売する可能性があると伝えています。
情報元は有機ELに関する調査を行っているUBIリサーチで、その3つの機種は「Galaxy Z Flip 2」、「Galaxy Z Fold 3」、「Galaxy Z Fold Lite」になるといいます。3機種とも、超薄型ガラス(UTG)を採用するようです。
UBIリサーチによると、Galaxy Z Flip 2は、6.7インチの画面と、3インチの外側画面を搭載すると伝えています。6.7インチの画面サイズは初代Galaxy Z Flipと同じですが、外側画面サイズは初代Z Flipの1.1インチから大きくなっています。パンチホール式の画面からの変更はないそうです。
Galaxy Z Fold 3は、7インチの画面と、4インチの外側画面を搭載するとしています。外部画面は、現行機種のGalaxy Z Fold 2の6.2インチよりも小さくなっていることから、初代Foldの外側画面のようにベゼルが広い画面になるのでしょうか。
Z Fold2の6.2インチは、あくまで対角線のインチ計算ベース。Xperia以上に変態比率の超縦長のため、幅は狭いです。狭額縁を損なわずにこのあたりバランスを取った上での4インチ、ということになるなら、使いやすさは向上している可能性も考えられます。
また、Galaxy Z Fold 3では画面の下に埋め込まれるフロントカメラを備え、さらに画面には低温多結晶酸化物(LTPO)ディスプレイを採用し、画面の電力効率を高めているといいます。そしてUBIリサーチ曰く、Galaxyシリーズで噂されているS Penの対応がついに達成されるとも。
Galaxy Z Fold Liteは、Galaxy Fold 3の廉価機種で、この機種もFold 3と同じ7インチの画面と4インチの外側画面を搭載するそうです。
UBIリサーチによると、Galaxy Z Fold Liteは2021年の第1四半期に、Galaxy Z Flip 2とGalaxy Z Fold 3は2021年第3四半期に発売されるといいます。
折りたたみ式Galaxyは日本ではauが取り扱っているため、新しいZ Fold、Flipも日本での発売が有り得そうです。続報に期待しましょう!