アスツール株式会社は、ブラウザアプリ「Smooz」のサービス終了を告知しました。
状況の確認と対策、原因調査を進めてきたが、サービス継続は困難の結論に至り、2020年12月23日をもってサービスを終了するとのこと。
プレミアム会員には12月分からの利用料金の返金をするほか、Smoozポイントの交換にも応じるとしています。
国内ブログ「reliphone」は、「Smooz」が設定・操作・閲覧情報、ユーザーID、デバイスID、検索窓に入力中の文字列、検索内容を送信していたことに加えて、パスワードを入力してログインした後のセキュアなページの記事本文の一部まで送信していたことを指摘。いったい何の情報を収集し、どう取り扱ってきたのか、アスツールからの詳細な説明が待たれていました。
しかしアスツールは全ての情報を削除する、社外への流出は確認されていないと述べるにとどまりました。
これまでに収集したご利用者様の情報につきましては、返金に必要な情報以外はすべて削除が完了しております。返金対応が完了次第、全ての情報を削除いたします。収集したデータに関して悪用、個人情報の社外への流出は、現在のところ確認されていません。