TwitterユーザーAnthony(@TheGalox_)は、2021年に登場するであろうSonyの次期フラッグシップモデル「Xperia 1 III」の仕様をリークしました。信憑性は不明。
それによると、Snapdragon 888 5Gプロセッサ、実行8GBメモリ、256GBストレージを搭載。筐体はIP65/IP68防水防塵、側面指紋認証センサーを維持。価格は$1199であるため、従来モデルとそれほど変わりはなさそうです。
ディスプレイは6.5インチ 4K OLED HDRディスプレイではあるものの、輝度は15%向上とのこと。あくまで今回の情報源は信用できると言えないため、眉に唾をつけて聞く必要はあります。
ちなみに現行のXperia 1 IIの画面輝度は600nit程度。他社機種は800nit程度、iPhone 12シリーズは625nit、12 Pro / Pro Maxで800nit。
HDR動画の再生にはそれだけ輝度の幅が必要となるので、通常時の最大輝度よりも明るいHDRピーク輝度ではiPhone 12シリーズは1200nit、Mi 11は1500nit(通常最大900nit)といった具合に、最新機種のトレンドはHDRのための高輝度化。こうした流れの中、マスターモニター準拠画質を謳うXperia 1 IIIが輝度を向上させてくるのは当然と言えるでしょう。しっかりとトレンドをキャッチアップしています。
ただし4Kディスプレイということは、Snapdragon 888の映像出力上限である4K/60Hzから考えて、残像低減技術があり得るとはいえ原則60Hz駆動が限界と思われます。そもそも4K且つ高リフレッシュレートは電池消耗の犠牲も大きいので、製品としてもアンバランス。おそらく「設定変更で解像度を低下させて高駆動に対応」自体はハードウェア的にも製品バランス的にもまだ可能性はあることから、そこが注目ポイントです。
Snapdragon 888はWQHD+解像度であれば最大144Hz出力が可能であるため、Xperia 5 IIIでは引き続き120Hz以上の高駆動に期待できます。