Huaweiの次期タブレット「MatePad Pro 2 5G」と思われる機体が、中国の3C認証に登場しました。型番はWGR-AN19。40W急速充電や5G通信に対応します。
認証からわかる情報はここまで。他の詳細な仕様については不明です。
中国リーカー数碼間聊駅氏は、短文投稿サイト微博にてこの機体について言及。これは待望のHiSilicon Kirin 9000を搭載したフラッグシップタブレット「MatePad Pro 2 5G」の可能性が高く、開発コードネームは「Wanger」とのこと。
Kirin 9000は、Huaweiのスマホ「Mate 40 Pro 5G」にも搭載されている高性能チップ。Huaweiは対イラン制裁逃れと企業秘密窃取により米国から制裁を受け、米国由来技術で製造された半導体の輸出も制限、こうした包囲網は米政権交代後も維持されており、残りのKirin 9000の在庫は多くないと見られています。
また、数碼間聊駅氏曰く、ディスプレイについてはTCL華星光電(CSOT)製12.2インチディスプレイを採用するモデルとSamsung Display製12.6″インチディスプレイを採用するモデルの2種類があり、高いリフレッシュレートに対応するとのこと。
あくまで中国の認証機関で登場したのみで、HMSのプレゼンスのない中国国外市場の正規販路でどこまで投入されるのかは不透明。続報を注視したいところです。