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日本通信、総務大臣裁定に基づき音声卸料金をドコモと合意。

 日本通信株式会社は、NTTドコモと音声卸料金を合意したと発表しました。

 日本通信はNTTドコモと音声卸契約の協議が不調に終わっており、2020年6月30日に総務大臣裁定が下り、今回正式な締結に至った形。

 音声卸料金については「原価ベース(能率的な経営の下における適正な原価に適正な利潤を加えた金額を超えない額)」で設定するものと合意。この本件合意に基づく音声卸料金は2020年6月30日に遡及して適用されるといいます。

 日本通信は音声定額「合理的かけほプラン」や、ahamo対抗の70分無料通話分込の「SSDプラン(合理的20GBプラン)」を提供しており、「赤字だろう」と心配されてきましたが、今回の合意は遡って適用されるため、安心ですね。

 音声の原価ベースの卸料金で調達可能となったため、より魅力的なサービスの提供に務めていくとしています。

情報元日本通信
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