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噂:次期MacBook Proは「ミニLED」搭載、さらなる狭額縁化達成か

 MacRumorsはDigitimesの記事を引用し、次期MacBook ProはミニLEDディスプレイの搭載、かつベゼルがスリム化して登場すると報じました。それによると、台湾のRadiant Opto-ElectronicsがミニLEDのユニットを作成し、Quanta Computerが組立を行うとのこと。具体的な名前が出てきているところからも、着実に次期Macbook Proの準備が進んでいる様子が伺えます。

 ミニLEDは、液晶のバックライトを直下型LEDで部分駆動する現行技術を、さらに細分化した方式の総称。輝度調整の精度を向上させることで、液晶の苦手とする高コントラストな映像再生を可能にしつつも、有機ELパネルよりも比較的安価な値段で大型パネルを使用可能に。

 現状、はっきり言って「ノートパソコンにOLEDを積むと高い上に、作業画面を長く表示させていると『焼き付く』など、デメリットも大きい」というのが正直なところ。ミニLEDという妥協案で済ませれば、OLEDと液晶の間にあるHDR性能の差を埋めつつ、焼付きせず、価格も抑えられるというわけ。現実的な折衷案です。

 Digitimesの報じた内容は、過去にMing-Chi Kuo氏が報じた内容と符合します。ミニLEDの搭載だけでなく外観デザインのアップデート、HDMIポートとSDカードリーダー、Magsafeポートの搭載、及びTouch Barの廃止したモデルが2021年の後半に発売されると同氏は予想しています。

 BloombergのMark Gurman氏が報じた内容とも一致しており、SDカードリーダーがMacBook Proに再び搭載されると最初に報じていました。

 2019年に16インチMacbook Proが発売され、15インチモデルに取って代わったように、今後14インチモデルのMacbook Proが登場し、13インチモデルに取って代わる展開もあるのかもしれませんね。

 これまでの噂が本当であれば、USB Type-C端子以外が廃止された2016年以降、USBハブを利用せざるを得なかった人たちにとっては、まさに求めてきた理想の一台になりそうです。

(編集・校閲: ivara)

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