4月6日、かつて過去には「世界三大スマホメーカー」であった時期もあるLGが、スマホ事業からの撤退を発表。この件について、中国「家電消費網」はLGスマホ事業のこれまでを振り返った上で、「次はソニーか」と報じました。記事の内容は以下のとおりです。
「家電消費網」によると、LG電子は携帯電話「チョコレート」により中国でハイエンド携帯電話の代表と見られていました。
Googleのスマホを代理生産していたこともありましたが、後に中国の華為、シャオミ、OPPO、vivoに追い抜かされ、LGのスマホは写真撮影性能、充電技術などで中国スマホに劣り、販売台数が減少、23ヶ月連続の赤字を出した末に、スマホ市場からの撤退を選択。
LG電子のスマホ市場からの撤退は、大きな注目を浴びました。ただ、実は多くの老舗スマホメーカーの状況はLGよりも酷く、例えば誰もがよく知るHTC、ソニー、それに幾度も売却を繰り返されているノキア(HMD Global)もそうだと言います。
ある予測によると今後5~10年で、全世界のスマホ事情の変化はあまり大きくなく、Apple、Samsung、Huawei、Xiaomi、OPPO、vivoの6社が圧倒的大多数のシェアを市場で占めると見られているとのこと。ソニー、HTC、ノキアといった伝統的なメーカーは、既に残された時間が長くないと指摘します。
ソニーに至っては、スマホ事業はソニーグループの中でも「底辺」の状況、ソニーモバイルは自社の製品を「デザインよし個性的」と謳っているものの、販売台数が大きな問題で、多くの消費者は「ソニーのスマホは操作システムが慣れない、外観が悪い」と言っており、財布を開いてソニーのスマホを支持するユーザーは、いくらもいないことになっていると、厳しいコメント。
以上、中国メディア家電消費網による報道でした。
操作系については日本ではゴテゴテの中華スキンよりAOSPベースに近い方が好まれる傾向にあります。「外観が悪い」については、ランチパック時代はともかく、最近のXperiaはちゃんとソニーらしいデザインだと思いますし、「索尼大法好(ソニーの教えは素晴らしい)」を合言葉に、ソニー製品を購入することを「信仰の充電」と呼ぶ中国のソニー信者による喜びの声もお伝えしたところです。
ただ、よくよく考えてみると「ソニー信者の声」なので、偏っているどころの話ではありませんし、今iPhone使っている人にXperiaを薦めるかと言われると、うーん。結局そこらへんは販売台数に表れている、と見ざるを得ないかもしれません。
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