やっぱ充電とコスパっしょ!
Ankerより、左右独立型無線イヤホン「Soundcore Liberty Neo 2」を提供していただいたのでレビューします。
本機は5千円を切る低価格の左右独立型ワイヤレスイヤホンです。
筐体は黒色でマット素材。高級感こそ乏しいものの「光沢で指紋が目立つ」というわけでもないので、必要十分。
本機の特色は、ズバリ充電。ケースはUSB Type-C端子を備え、わずか10分間の充電で約2時間使用可能。さらに、充電ケースごと無線充電可能。楽ちんすぎる。左右独立型イヤホン、特に低価格帯であるほど非対応のものが多いので、ここは注目ポイント。
やっぱ無線充電よな〜 pic.twitter.com/dR8b9kS2rx
— 📱すまほん!!☀5G📶 (@sm_hn) May 27, 2021
また、電池持続時間はイヤホン本体のみで最⼤10時間と非常に良好。しかもケース本体側で充電した時間も合計すれば最大40時間。いずれもメーカー公称値。めちゃくちゃ持ちますね。
そもそもAnkerの左右独立型無線イヤホンの初代機「Zolo Liberty+」も、イヤホン本体で3.5時間、ケース込みで48時間という凄まじい電池持続時間が特徴でした。Soundcore Liberty Neo 2もまた、スマホなどの充電で評価を獲得してきたAnkerの製品らしい仕上がりと言えるでしょう。
前モデルと異なり、スマホアプリ「Soundcore」により、タッチ操作の割当やイコライザー等の制御が可能。
さて、肝心のイヤホン音質。高価格帯と比べて明瞭感、解像感はやや劣り、再生時にわずかなホワイトノイズがあります。それでいてノイズキャンセリング機能を備えるわけでもありません。この辺りは価格相応。音質重視ならおすすめしませんが、屋外で聞く分には気にならないでしょうし、低価格ゆえに左右独立型入門機としては十分です。
ガジェッターの悩みは「持ち歩きの機械が増えると、充電する機械も増える」という点。有線イヤホンなら充電不要なのに、左右独立型無線イヤホンにするだけで、イヤホン本体とケースという充電の必要な機械が2個も増えるのです。これ、心理的にダルいですよね。
しかし本機なら、USB Type-Cに加えて無線充電まで可能。置くだけです。けっこう楽ちん。その上、充電時間も短く済み、最大10時間、合計40時間の長大な電池持続時間。充電の手間という、初心者にとっての最大の心理的障壁を最大限除去できます。
購入価格も5千円切りとこの構成にしては安く、手軽に始める入門機として本機はうってつけと言えるでしょう。左右独立型無線イヤホンのケーブルレスな快適さ、未体験の方、本機でぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。