インドのリーカー(未公開情報発信者)であるAbhishek Yadav氏は、台湾のVR企業HTCの次期タブレット「HTC A100」についての情報を公開しました。
Google Play Consoleによればこの端末は実行8GBメモリ、Spreadtrum T618、FHD+ディスプレイを搭載したAndroid 11タブレットとのこと。
海外Webサイト「Made In China」には、同名の端末のレンダリング画像も公開されています。金属筐体と思われ、ヘッドフォンジャックの存在も確認できます。
このほか10.1型画面、7000mAh電池、前面500万画素カメラ、背面1300万画素カメラといった仕様も。価格は200ドルとのこと。
今HTCといえば一般的には「HTC Vive」を始めとするVR関連の印象が強いですが、本来はPDA、スマートフォンを黎明期から支えてきた老舗メーカーであり、10年ほど前には全世界のスマートフォン市場シェア5位以内に君臨する大手メーカーでした。
しかし従来の中核事業は経営ミスに大陸勢の猛攻が重なり、主力開発部隊をGoogleに売却後、廉価スマホを細々と出すに留まり、見る影もなくなっています。
HTCは今年5Gスマホを複数出すとの噂もありますが、昨年モデルも廉価モデルでしたし、ハイエンドモデルには期待は持て無さそうな印象。今回伝えられたタブレットも廉価モデルと思われます。また、日本国内市場にも長らくHTCのスマホは投入されていません。