リークでは3000円台とも伝えられたインドの爆安スマホ「JioPhone Next」の発表日が延期されました。THE VERGEが伝えました。
それによると、JioPhone Nextは本日9月10日正式発表予定だったものの、開発元のJio PlatformsとGoogleは、発表時期をインド最大級の祭りといわれるディワリの前後、11月初頭あたりに延期する声明文を公開。その理由については「さらにデバイスを改良するため」としているます。
なお実際の理由については世界的な半導体不足によるものではないかとTHE VERGEは推察しています。
JioPhone NextはインドIT大手のJio PlatformsとGoogleが共同開発している激安の4Gスマホ。8月中旬のリークによると価格は2500ルピー(3600円)でSoCは1.3GHz×4のSnapdragon 215を搭載、ディスプレイはHD+と恐ろしいコスパを実現。さらにGoogleとJio Platformsは、JioPhone NextがHDR撮影やテキストの読み上げ、ARなどに対応するうえ、Googleが特別にカスタマイズを施したAndroidを搭載すると宣伝しています。
Googleがバックについていることもあり、251ルピー(400円)で購入ができると謳ったものの、テスター版は中華メーカーのスマホに小細工を仕掛けただけの詐欺商品、Freedom 251のような結果にはなり得ないでしょうが、やはり少し今後が心配になってきます。