ソフトバンクは、SoftBank Airの新機種「Air ターミナル 5」を発表しました。9月15日から予約受付を開始し、2021年10月から順次提供を開始します。
本機はモバイルネットワークに対応するため、工事などを必要とせず、宅内に機器を設置するだけでWi-Fiによる高速インターネット環境をすぐに整備できるのが特徴です。
新たに5G通信に対応したため、下り最大通信速度2.1Gbpsを実現。IEEE802.11ax(4×4 MIMO)対応により、Wi-Fi接続による下り最大通信速度も2.1Gbps。
独自技術アンテナセレクションにより、内蔵アンテナ8本から電波強度が強い4本を自動選択して通信するため高い安定性を確保。
あわせて9月15日から「Air 4G/5G 共通プラン」を提供。従来プランから月額料金据え置きでデータ容量の制限と総量規制はなし、契約期間も契約解除料もなし。
総量規制は、一定期間に一定以上の通信を行うユーザーに対する通信速度の制限です。なお、データ容量の制限はありませんが、ご利用が集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。SoftBank Air の速度制限などについては、こちら(https://www.softbank.jp/ybb/air/data-about/)をご覧ください。
端末購入に伴う通信料金から1980円を割引する「月月割」が適用できます。
ちなみにNTTドコモのライバル機「home 5G」も本機と同様に宅内機器であるため、通信料金からの割引「月々サポート」が復活しています。
月月割適用期間は36ヶ月間。本体代金は7万1280円。月月割の合計金額も本体代金と同額であるため、所謂「実質0円」となります。
「おうちのでんわ」を組み合わせると、「Air 4G/5G 共通プラン」を550円永年安く利用できる「Air 4G/5G 共通プラン限定!SoftBank Air とおうちのでんわでずーっと割引」も提供します。
「Air ターミナル 5」の仕様は以下の通り。
なお広報部に確認したところによれば、本機の製造メーカーはOPPOとのこと。
前モデル「SoftBank Air ターミナル4」はHuaweiが製造していました。しかしながら米国政府はEntity Listによる輸出規制やクリーンネットワークによってHuaweiを締め出し。NTTドコモもルーター機器製造メーカーからHuaweiを排除して順次SHARPに切り替えており、今回SoftBankが「Air ターミナル 5」の製造メーカーを変更したことは特に不思議なことではありません。
米国が安全保障上警戒していた本丸は5G基地局。HuaweiやZTEが基地局事業を担っていたのに対し、XiaomiやOPPOは基地局事業を行わず個人消費者向け製品を主としているためEntity List追加の動きも見られません。
詳細はソフトバンクの公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/)でご確認下さい。[AD] |
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