Samsungが開発中とみられるハイエンドAndroidタブレット「Galaxy Tab S8」のレンダリング画像やスペックが著名リーカーのSteve H.McFly氏によりリークされました。
同氏とタッグを組んだzoutonの記事によると、Galaxy Tab S8の本体デザインはキープコンセプトを貫いており、Galaxy Tab S7と大きな違いは見受けられません。
SoCにはSnapdragon 888を搭載しメモリは8GBとハイエンドタブレットといえる性能を誇っているようですが、Galaxy Tab S7は当時最新のSnapdragon 865+を搭載しており、なおかつSnapdragonは今年12月に新モデルが発表される見通しとなっているため、型落ち、ある意味ではスペックダウンといえるかもしれません。
ディスプレイは11インチ液晶のWQXGA(2560×1600)でバッテリーは8000mAh、45Wの急速充電に対応とこちらはキープしています。そのほか、重量は502g、顔認証指紋認証ともに対応、カメラは1300万画素+500万画素でインカメラは800万画素とこちらも同等の性能です。
性能としては大きく進歩していませんが、同氏はGalaxy Tab S8の価格について842.69ドルからであるとしています。Galaxy Tab S7の開始価格が649ドルからとなっていたため、非常に高価になった印象。
Galaxy Tab S7はSnapdragon 865+を搭載し、2020年の8月ごろに発表されたタブレット。かつてはハイエンドタブレットといえば選択肢がほとんど存在しませんでしたが、Snapdragon 8xxシリーズを搭載するAndroidタブレットがかなり増えた現在、リーク通りであれば競合とこの価格で戦えるのか非常に心配なところではあります。