モトローラは、中国市場にて「Moto G51」を発表しました。Snapdragon 480 Plusを搭載する初めてのスマホです。
Moto G51は先述の通りSoCにSnapdragon 480 5Gのオーバークロック版であるSnapdragon 480 Plus 5Gを世界に先駆けて搭載。Snapdragon 480 Plus 5Gは当然AnTuTuベンチマークやGeekbenchスコアなどは公開されていないために、その処理性能を直接的に確認することは難しいですが、参考までにSnapdragon 480 5Gを搭載するOPPO A54やNokia X20ではGeekbenchスコアがシングルが500、マルチが1600点台。やや不公平な比較となりますが、このスコアはSnapdragon 720Gを搭載するAQUOS sense4や同730GのPixel 4aとおおよそ同等のスコアとなっており、よってSnapdragon 480 Plus 5Gも400シリーズながらかなりの使い勝手の良さが期待できます。
そのほか、メモリは8GB、ストレージは128GBのみで最大1TBまでのmicroSDカードをサポート。さらに3GBまでの仮想メモリ機能に対応します。
ディスプレイは6.8インチの液晶でリフレッシュレートは120Hzと、このクラスにしては上出来ではないでしょうか。バッテリーは5000mAhですが、急速充電は10Wまでと遅い点はかなり残念。
カメラは5000万画素メイン+800万画素超広角+200万画素深度測定の3眼でインカメラは1300万画素といたって普通。
本体色はブルーのみ、中国移動通信(China Mobile)のみで取り扱いとなっており、価格は1499元、日本円で2万6000円とそこまで安くはなさそうです。
スペック表は以下の通り。
OS | MYUI 2.0 (Android 11) |
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SoC | Snapdragon 480 Plus 5G |
メモリ | 4GB |
容量 | 128GB+最大1TBmicroSD |
画面 | 6.8型 IPS 120Hz |
カメラ | 5000万画素+800超広角万画素+200万画素深度測定 |
インカメラ | 1300万画素 |
電池 | 5000mAh,10W |
5G | NA/NSA |
その他 | 側面指紋認証,3.5mmイヤホンジャック |