SoftBankは、直営店のソフトバンクショップにて「BALMUDA Phone」を半額にすることを発表しました。割賦(分割払い)での購入が条件。
条件を満たした新規契約、MNPと機種変更なら、通常価格14万3280円が半額の7万1664円になるといいます。
これを聞いて「大丈夫か?」と思うのは、総務省の値引き規制。回線契約を条件とした2万2千円以上の値引きは、電気通信事業法改正により導入された規制に抵触します。半額は行き過ぎに見えます。
しかし実際には(直営店で割賦なら)端末単体購入含む全種別で4万9616円値引いて、価格9万3664円に値下げという形をとっています。
その上で、MNPまたは30歳までの新規契約で、メリハリ無制限orスマホデビュープラン加入の場合、または機種変更の場合には追加で2万2千円を値引いて、7万1664円になります。
あくまで回線契約を問わずの値引き後価格9万3664円と、回線契約を条件とした値引き後価格7万1664円との差額は2万2千円なので、適法というわけです。
BALMUDA Phoneは2021年11月26日に発売されてまだ2カ月少々の機種ですが、性能や仕様に見合わなさすぎる10万円超、14万円超の価格設定により販売不調となり、早速テコ入れ策が行われたことになります。
国内キャリア版はしばしば不相応に値上げされた価格が設定されることはありますが、当然不相応な値上げ後の価格で「この機種は価格に見合わない」と論評されることになるため、BALMUDA Phoneもまた「(10万円でも不相応だが)14万円では酷い機種」との評価が下されたのであって、昨今のキャリアの割高な価格設定自体も批判されて然るべきでしょう。7万円ならアリかもしれないという人も居るでしょうし、この機会を活用して欲しいと思いますし、オンラインなど他の販路にも拡大されることを願います。
このほか、BALMUDA Phoneの購入者向けに「春の新生活応援キャンペーン」を2月11日に開始、バルミューダ公式オンラインストアで使える20%オフクーポンをプレゼントするキャンペーンを、3月31日まで実施するとのこと。