Motorolaが開発中と噂されている、同社の次期折りたたみスマートフォン「Motorola razr 3」に関して、その実機画像を、高精度なレンダリング画像のリークに定評のあるEvan Blass氏が91mobilesを通じて公開しました。
公開された画像からは、「Motorola razr 3」とみられる折りたたみスマートフォンの外観が確認できます。
注目すべき点はなんと言ってものそのデザイン。先代のMotorola razrやMotorola razr 5Gは、どちらかというとゴツゴツとした頑丈そうな外観が特徴でした。しかし今回リークされたデバイスはより洗練されたデザインに。先代機種にあった画面上部をホールドする「あご」ような部分も無くなっています。
また、カメラが2眼構成になっていることもわかります。情報では、5000万画素のメインカメラと、1300万画素の広角カメラが搭載されるとのこと。また、内カメラは、パンチホール式を採用した3200万画素である模様です。
Evan Blass氏によると、このデバイスのコードネームは「Maven」であり、現段階で正式名称は決まっていないものの、おそらく「Motorola razr 3」になるとのこと。
また、同機種においては、2つのモデルが登場し、一方はSnapdragon 8 Gen 1を、もう一方は未発表の「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」を搭載すると予想されています。ただ、後者に関してはSoCの製造遅延によって発表されない可能性があります。
「Motorola razr 3」は、早ければ2022年夏にも発表される見込みです。現在の折りたたみスマートフォン市場においては、ハードウェア・ソフトウェアのどちらにおいても、サムスンが頭一つ抜けているのが現状。果たして、Motorolaの次期折りたたみスマートフォンは、サムスンを超えることができるのでしょうか。今後の情報にも注目が集まります。