OPPOは、中国にて「OPPO Pad Air」を発表しました。OPPO初のタブレットであるOPPO Padと比較すると手の届きやすい価格に設定されており、子供の教育用デバイスとしても強くアピール。
本体色はグレーとシルバーの二色。独特なデザインが印象的なOPPO Padとは方向性の異なりますが、安っぽさを全く感じさせない上品なデザインになっています。
本体は現在のタブレットの主流である、側面がラウンドしていない形状。背面左には木目調のような、何とも言語化しづらい模様が何層にもわたって施されています。
OPPO Par AirはSoCにSnapdragon 680を採用。OPPO PadはSnapdragon 870を採用していたため、性能差は如実に表れそうです。
ストレージは64GBもしくは128GB、メモリは4・6GB。ストレージはタブレットとして許容できる最低限、という印象を受けますが、別途512GBまでのmicroSDカードに対応。
画面は10.36インチの液晶。解像度は2K(2000×1200)で、リフレッシュレートは60Hz。画面輝度は360nit、晴天時の屋外での使用はすこし厳しそうです。画面占有率は83.5%を謳い、ベゼルは8mmで4辺均等。
カメラは800万画素、インカメラは500万画素と必要最低限で、顔認証をサポートしています。OPPO Padと同じく、カメラ周りのでっぱりが最小限に抑えられているのは好印象です。
バッテリーは7100mAh。15時間のビデオ会議や、12時間の映画鑑賞に耐えるとしています。急速充電は最大18W、USB-PDに対応し、充電器とケーブルも同梱します。
また、クアッドスピーカーを搭載。均等な位置に配置されており、Dolby Atmosをサポートします。
OSはOPPO Padと同じ、タブレット向けに最適化された「ColorOS for Pad」。Android 12をベースとしています。スタイラスペンやキーボードを用意するほか、マルチタスクやペンの利便性を向上させるジェスチャーなどを利用できます。
公式サイト上で大きくアピールされているのが子供の学習や管理機能。アプリケーションの許可設定やパスワードといったデバイスを制限する機能はもちろん、子供の姿勢や画面との距離、暗い場所を認識することができ、最大5人の学習教材を切り替えることも可能としています。
価格は最も安価なメモリ4GB/ストレージ64GBのモデルが1299元、日本円にしておよそ2万4000円。2299元からのOPPO Padより1000元(2万円弱)安くなっており、クラスの棲み分けは行えていそうです。また、専用キーボードは399元、スタイラスペンは299元に設定されています。キーボードはまだしも、スタイラスペンにOPPO Padとの互換性がないのは少し不可解です。
OS | ColorOS for Pad(Android 12) |
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SoC | Snapdragon 680 |
メモリ | 4/6GB |
容量 | 64/128GB |
画面 | 10.36型液晶 2K(2000×1200),60Hz |
カメラ | 800万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
電池 | 7100mAh,USB-PD,最大18W |
寸法 | 245.08×154.84×6.94mm, 440g |
その他 | ペン/キーボード対応 |
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