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Meta、VRヘッドセット試作機をお披露目。超高解像度やピント合わせも

 VRやARを包括するXR(Extended Reality)に積極的に取り組んでいるFacebook改めMetaは、VRヘッドセットの未来を示すプロトタイプを複数公開しました。GSMArenaが伝えています。

 同社のCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏がFacebook上の同氏のアカウントで紹介したのは「Butterscotch」、「Half Dome」、「Starbursts」、「Holocake2」の4種。

 Butterscotchは高い解像度に焦点を当てたもので、視野角1度当たりの解像度(PPDなどとも)は55px/degを実現。これはMeta Quest 2の2.5倍に当たります。片目2880×2720ピクセルを誇る「Varjo aero」でも35PPDであるため、非常に精細な映像美を実現しますが、視野角はMeta Quest 2に比べ半分。

 Half Domeは、人間が自然に行う「ピントを合わせる」という行為をVRで実現することを模索するデバイス。アイトラッキングを用いて、映像に奥行きを与え、見ている場所を鮮明に表示できるようです。

 Starburstsは明るさを追求。屋外の日の照りなどを再現するにはまだまだ輝度が足りないVRHMDにおいて、HDRをサポートし、1万nitsを超える輝度の実現を図っています。試作機はまだ非常に野暮ったいデザインで、Noctua製とみられる冷却ファンすら備わっています。

 Holocake 2はレンズの構造そのものの革新を図るデバイス。構造上どうしても分厚く重いものとなっていたレンズを刷新し、非常に薄く、そして軽いヘッドセットを目指します。

 Metaは以前にも、今年下半期に発表予定のVRヘッドセットである「Project Cambria」をチラ見せするなど、未知のデバイスに対してのティザーを積極的に行っています。今後の革新的なデバイスに期待したいです。

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