KDDIは、7月2日から最大61時間25分発生した通信障害に関する説明会を開催しました。髙橋社長が冒頭謝罪。
誤設定起因の輻輳状態に対する考慮不足だったといいます。
対策として組織横断的体制を構築し対策を推進しているとしています。
要因ごとに再発防止策と実施時期も公表。
顧客への返金も実施。全通信サービスを24時間以上連続して全く利用できなかった271万人に対し、約款通り返金を実施した上で、3589万人契約者全てに対してお詫び返金200円も。総額73億円。
原則として請求額からの減産を実施予定。ただしpovo 2.0は基本料金0円であることからデータトッピング1GB/3日間を付与。
8月中旬以降、対象顧客を確定、順次SMSで案内。9月以降返金を実施。便乗した詐欺が起きないようSMSを送付する際にはリンク先のURLを記載せず、顧客情報の入力を求めないとのこと。
足元の数字を見ると解約の数字は大きくないが、新規ユーザー数に影響があるとのこと。今後の信頼回復に全社挙げて取り組むとしました。対策費用をユーザー料金に転嫁することはないとのこと。